Firefoxの見た目をGoogle Chromeに改造する「Chromifox」
Google Chromeは先進的な機能を数多く備えたブラウザではあるが、Firefoxでこれまで築き上げてきたアドオンでチューンアップした環境は捨てがたい。でも、Chromeのインタフェースや機能はかっこいいしなぁという迷えるユーザーに朗報をいくつか。
見た目だけでもChromeにしちゃって、Googleデザインのかっこいいアイコンでウェブを見たいというのであれば、「Chromifox」というアドオンをFirefoxにインストールすれば解決する。操作性が全く同じになるというわけではないが、シンプルでいてスマートなGoogleのアイコンにツールバーが変更され、タブのデザインもChromeと同じになる。
タブの概念を変えるChromeの機能を使ってみたいというFirefoxユーザーは、もう少し待てばChromeのタブ環境とそん色のないタブ環境をFirefoxでも利用できるようになりそうだ。9月2日にアルファ2がリリースされたFirefox3.1には、Chromeと同様のコンセプトでデザインされたタブ機能が実装されている。現在のバージョンは、まだ実用のレベルに達していないが、仮想環境などにインストールして、最大の弱点であった貧弱なタブ機能を強化しているFirefoxの新バージョンを体験してみるとよい。
教えて君.netで、Chromeが公開された9月2日以降のブラウザごとのアクセスを調べてみると、Chromeのシェアは2.41%。この勢いでいけば、IE、Firefoxに次ぐインストールベースのブラウザになることは間違いない。
・Firefox Add-ons「Chromifox 1.0rc1」
・Firefox3.1アルファ2をダウンロード
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