IE・Firefox・Chromeの3大ブラウザ間で自在にページ移動するツールセット
IE、Chrome、Firefoxと3種類のブラウザがほとんど均等にシェアを分けあい、しのぎを削っている現在。それぞれの長所を活かすべく、複数のブラウザを使っている人は多いはず。そこで面倒なのがブラウザ間でのページの移動。ブラウザをまたいでサイトを開く手軽な方法を解説しよう。
仕事はFirefoxで、プライベートはChrome……というように、複数のブラウザを用途によって使い分けている人にとって、面倒なのがブラウザ間のページの移動だ。Chromeでサイトを見ていて、このページはFirefoxに送って見たい、といった場合に、URLをコピペせずとも簡単に移動ができるアドオンが提供されている。FirefoxからChromeへと移動するアドオン、ChromeからFirefoxもしくは他ブラウザへと転送するツール、FirefoxでありながらIEと同じレンダリングエンジンで描画する拡張、と3つのアプリを紹介する。これらを組み合わせれば、IE、Chrome、Firefoxと、3つの主要ブラウザの間を、簡単に移動しながら利用できるぞ。
■ Firefoxで開いているページをChormeに転送
Firefoxで「Open In Chrome」の配布ページを開いてインストールしよう
Firefoxのツールバーを右クリックして「カスタマイズ」を選択する
ツールバーに表示可能なアイコンの一覧から、アドオンのアイコンを選んで、ツールバー上にドラック&ドロップしよう
FirefoxでChromeに送りたいページを開いた状態で、ツールバーのアイコンをクリックしよう
するとChromeが立ち上がり、Firefoxと同じページが表示されるぞ
■ Chromeで開いているページをFirefoxに転送
「Chrome to any browser」を公式サイトからダウンロードして展開する
Firefoxに送りたいページを開き、Chromeを全面に出した状態で、展開したフォルダのEXEファイルをダブルクリックしよう
転送先のブラウザを選択するメニューが表示される。「to Firefox」をクリック
Firefoxが立ち上がり、Chromeで表示していたページが表示される
■ FirefoxをIEの環境で利用する
「IE Tab」を配布サイトからFirefoxにインストール。IEモードで開きたいページで右クリックメニューから「ページをIEに切り替えて表示」をクリック
FirefoxにIEのマークのタブが表示される。このタブではFirefoxではなく、IEのエンジンを利用して画面が描画されている。IE以外では崩れるようなサイトも、正確に表示される