キーボードで遠すぎる「半角/全角」を手元の「変換」「無変換」キーに割り当てるには?
キーボードで無駄のない高速なタッチタイプを目指す上で、最初の障害となるのが「半角/全角」キー。左上のそれは小指を動かすにはあまりに遠い。そこで、普段使っていない「無変換」「変換」キーに半角/全角の切り替え機能を割り当てよう。
タッチタイプ中に、「半角/全角」キーをホームポジションのままで押すのは至難の技。通常は、左手をホームポジションから外して押すことになるが、これは頻度が多いと非常に大きな作業ロスとなる。
この使いにくい半角/全角キーを、ホームポジションのまま押せるキーに入れ替えれば、作業効率は大幅にアップする。変更先としてベストなのが、スペースバーの両脇にある「無変換」「変換」キー。普段は使わないのに、無駄に押しやすい場所に配置されているため、ミスタッチの原因になるというキーボードの困ったちゃんだが、ここに半角/全角の切り替え機能を割り当てれば、効率よくIMEの切り替えが行えるぞ。
今回は、Google日本語入力に設定を追加する方法を解説しよう。
■ キーボードの「無変換」「変換」キーは無用かつ邪魔!
キーボードのスペースキーの両脇にある「無変換」「変換」キー。ほとんど使う機会がないわりに、押しやすい位置にあるので、誤入力しやすい困った存在。これにGoogle日本語入力の半角/全角の切り替えを割り当てよう
■ GoogleIMEの半角/全角変更を「無変換」「変換」キーで行う
タスクバーのGoogle日本語入力を右クリックしてメニューから「プロパティ」を開こう
プロパティが開いたら、「キー設定」の「キー設定の選択」で利用中のキー設定(通常はMS-IME)を選択した状態で「編集」をクリック
左下の「編集」をクリックして「エントリーを追加」をクリックしよう
空欄になっている「モード」の行をダブルクリック。「直接入力」を選択しよう
「入力キー」の行をダブルクリックし、「割り当てるキーの入力」の画面が表示されたら、手元のキーボードの「変換」キーを押す。「Henkan」と表示されたら「OK」をクリックしよう
「コマンド」の行をクリックして、メニューから「IMEを有効化」をクリックする
同様の手順で、「無変換」の設定も作成する。設定項目はモードが「入力文字なし」、入力キーが「無変換(Muhenkan)、コマンドが「IMEを無効化」。2つの設定が作成されたら「OK」をクリックして画面を閉じよう