8.9インチ・1920×1200ドットの液晶を搭載した「Kindle Fire HD 8.9」発売

exo_00.jpg

Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」は、豊富なタイトルと使いやすいインターフェイスで人気を集めている。カラー液晶端末「Kindle Fire HD」は、アプリも使えて液晶もキレイで快適なのだが、「より大きな画面で電子書籍を読みたい」「大画面でゲームや動画を楽しみたい!」という人も多かっただろう。3月12日に発売した「Kindle Fire HD 8.9」は、そんな声にこたえて8.9インチ・1920×1200ドットの液晶を搭載している。

●1920×1200ドットの高解像度。16GB版が2万4800円、32GB版が2万9800円

Amazon Kindle Fire HD 8.9」は、その名の通り、8.9インチの液晶を搭載したタブレットだ。従来モデルの7インチ版「Kindle Fire HD」が1280×800ドットだったのに対し、「Kindle Fire HD 8.9」は、1920×1200ドットに解像度がアップ。重量は7インチ版が395gだったのに対し、567gと重くなっているが、その分随所でスペックアップされている。
「Kindle Fire」シリーズは、電子書籍を読めるだけでなくAmazonアプリストアでダウンロードしたアプリも使用可能なのが特徴。メール、Web閲覧、Skype、Twitter、ゲームなどなど、さまざまなアプリを使用できる。CPUは従来モデルが1.2GHzだったのに対し、8.9では1.5GHzの「OMAP 4470」を採用してさらにパワフルになった。
高速なのはCPUだけではない。無線LANも高速だ。デュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fi(MIMO)に対応し、無線LAN規格はIEEE 802.11a/b/g/nに対応。Amazonによると「デュアルバンド・シングルアンテナ」のNew iPad(23Mbps)と比べて43%速い(33Mbps)とうたっている。
サウンドは、ドルビーオーディオ、デュアルドライバースピーカーという仕様。ゲームや動画再生で迫力のあるサウンドを楽しめるという。このほかの主なスペックは以下の通り。ストレージ容量の違いで2モデルがラインナップされており、16GB版が2万4800円、32GB版は2万9800円。「電子書籍もアプリも快適に楽しめるパワフルなタブレットが欲しい!」という人は迷わずゲットしよう!

●Kindle Fire HD 8.9の主な仕様
ディスプレイ:8.9インチ(1920×1200ドット、10点マルチタッチ、IPS、偏光フィルター、反射防止技術採用)
サイズ:240×164×8.8mm
重量:567g
ストレージ容量:16GBまたは32GB
バッテリー:10時間以上連続使用可能(ビデオや音楽の視聴、読書などの使用時)
無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n(デュアルバンド・デュアルアンテナ)
入出力:USB2.0(microロB)、MicroHDMIポート、3.5mmステレオジャック
その他の機能:外部音量コントロール、フロントHDカメラ、マイク、A2DPステレオヘッドホン、ヘッドセット、Bluetooth
付属品:USB充電ケーブル、スタートガイド
対応ファイルフォーマット:Kindle (AZW3)、KF8、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRC、Audible拡張フォーマット(AAX)、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP、Dolby Digital (AC-3)、Dolby Digital Plus (E-AC-3)、non-DRM AAC、MP3、MIDI、PCM/WAVE、OGG、WAV、MP4、AAC LC/LTP、HE-AACv1、HE-AACv2、AMR-NB、AMR-WB、HTML5、CSS3、3GP、VP8(.webm)に対応

Kindle Fire HD 8.9 (16GB版)
Kindle Fire HD 8.9 (32GB版)

☆そのほかの新製品発売スケジュールはこちら→スマホ新製品ニュース - あんスマ

2013年03月12日 14時38分
©教えて君.net All Rights Reserved.