お宝を求めて怪しげなサイトを巡回中にウイルス感染しないコツってある?

ウイルスは実行しなければ感染しない。何が危険な行動なのか覚えて回避すればOK。
理解しておくべきことは、ページを開いただけでウイルスに感染したり、マシンの中身を勝手にあさられたりするなんてあり得ないということ。ウイルスの実体はプログラム。破壊活動などを行うウイルスプログラムを実行すると、ウイルスに感染してしまうのだが、プログラムはユーザーが実行しなければ実行されない。
ウインドウズは、ファイル名の最後、拡張子でファイルの種類を判別しており、罠が仕込まれたプログラムの拡張子は「EXE」が圧倒的に多い。基本的に、拡張子EXEのファイルをダウンロードして実行したり、「実行する」でダウンロードしたりしなければよいのだ。言葉巧みにユーザーをだましてウイルスなどを仕込もうとする罠もあるが、ネットで遭遇した得体の知れないプログラムは絶対に実行しないようにしていれば安全だぞ。

コントロールパネルで「フォルダオプション」を開く。「表示」タブで「登録されている拡張子は表示しない」にチェックが入っている場合は、チェックを外して「OK」で拡張子が表示されるようになる

ダウンロードしたプログラムをむやみに実行するのはアウト。拡張子は常に最後の「.」以降なので、この場合「wmv」ではなく「exe」。プログラムだ

ブラウザ上でプログラムを「実行」でダウンロードするのもアウト

「ActiveXコントロールのインストール」を行うのもアウト。ActiveXとは、プログラムのダウンロードと実行をブラウザ上の操作だけで行うような仕組みなのだ

「動画表示のために」といった名目で、ユーザーにプログラムファイルをダウンロードさせ実行させようとする罠もあるが、ネトランで紹介されていない、得体の知れないサイトでは絶対に拒否すること

「ウイルスに感染している」と脅し、「ウイルス除去用」を名乗るプログラムを実行させようとする罠もあるが、そもそも、プログラムを実行したわけでもないのに「ウイルスに感染している」なんて分かるわけがないのだ

2007年09月22日 00時22分
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