「お名前.com」の独自ドメインにGoogleAppsの設定を追加しよう
前回の記事で説明したGoogle Appsへのユーザー登録が完了したら、次は「お名前.com」で取得した独自ドメインの設定だ。内容としてはGoogleApps用のレンタルDNSレコードを指定すればOK。これでGoogleAppsを独自ドメインから利用できるようになる。
前回の記事で説明したGoogle Apps側でのユーザー登録が完了したら、次は「お名前.com」にレンタルDNSレコードの設定を行おう。Google Appsでは、こちらのページでお名前.com用の設定を公開しているが、テキストのみの説明では分かりにくいという人もいるはず。ここでは、実際にレンタルDNSレコードを登録する手順を1つずつ追いかけながら解説するので、設定の参考にしてもらいたい。
「お名前.com」のレンタルDNSレコード設定で入力するレコード情報は以下の7つだ。
ホスト名 | TYPE | VALUE | 優先 | 空欄 | MX | ASPMX.L.GOOGLE.COM. | 10 | 空欄 | MX | ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM. | 20 | 空欄 | MX | ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM. | 20 | 空欄 | MX | ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM. | 30 | 空欄 | MX | ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM. | 30 | 空欄 | MX | ASPMX4.GOOGLEMAIL.COM. | 30 | 空欄 | MX | ASPMX5.GOOGLEMAIL.COM. | 30 |
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「VALUE」の各文字列の末尾には「.」(ドット)が付いているので、コピー&ペーストする際に付け忘れないように。また、文字列の末尾に余分なスペースが入っていると設定に失敗するので、その点にも注意。
以上の点に注意しながら、さっそく「お名前.com」の「ドメインNavi」にログインして設定を開始しよう。
■ 「お名前.com」にGoogleApps用のレンタルDNSレコードを設定
「お名前.com」の「ドメインNavi」にログインし、上部メニューの「ドメイン設定」をクリック。ドメイン設定の「ネームサーバーの設定」欄にある「レンタルDNSレコード設定」をクリック
取得しているドメインの一覧が表示されるので、GoogleAppsに登録したドメインを選択して「入力画面へ進む」をクリック
登録する情報入力欄が表示されるので、ホスト名は空欄のままで「TYPE」に「MX」を選択。「VALUE」には記事上部の表にある7つの値のうち、一番上の「ASPMX.L.GOOGLE.COM.」を入力。「優先」には「10」を入力して追加ボタンをクリックしよう
これでレコード追加に必要な情報入力が1つ完了だ。同じ要領で記事上部の表にある残り6つの値も追加していく。
表にある7つの項目をすべて入力し終えたら、「レンタルDNSレコード設定用ネームサーバー設定確認」にチェックを入れて、「確認画面へ進む」をクリックしよう
7つの項目がすべて表示されているのを確認して「設定する」をクリック
無事、設定が反映されると「お申し込み内容」の「状態」の欄に「完了」と表示される。お名前.comでの設定は完了だ
「お名前.com」側でレンタルDNSレコードの設定が完了すると、GoogleAppsとドメインが紐付けられ、取得した独自ドメインからGoogleAppsを利用できるようになる。
なお、まだドメインを取得していない人は、こちらの記事を参考にしながら「お名前.com」で独自ドメインを取得し、前回の記事を見ながらGoogle Appsのアカウントを作成して、今回のレンタルDNSレコードの設定を行おう。
さらに、これから独自ドメインを取得する人には朗報だ。「お名前.com」では今なら、期間限定の価格破壊キャンペーンを実施中で、人気の[.com/.net/.info]ドメインが国内最安値"180円"からで取得できるぞ!
次回(3/2 掲載予定)は、Google Apps側の初期設定を行い、独自ドメインとの連携を確認。いよいよ独自ドメインによるGoogle Appsが稼動するぞ。