トレイに行きたくて我慢しているときに、まともな判断などできるわけがない、と誰もが思っているはず。しかし、膀胱がパンパンになっているときほど、人間の判断力は研ぎ澄まされるという、驚くべき研究結果が発表されている。

この実験は、被験者に大量の水を飲ませ、膀胱に尿が溜まった状態で判断力テストを行うというもの。尿が溜まっていないときには、目先の利益に惑わされるが、尿が溜まっているときは、より長期的な視点で冷静な判断をする傾向にあったという。
確かに外出時、尿意と戦いながらトイレを探しているときは、普段ではありえないくらい機敏に判断し行動している。大きな決定や大事な判断は、トイレを我慢しているときにこそするべきなのかも。

・パンパンの膀胱は判断力を向上させるという研究結果

・Full Bladder, Better Decisions? Controlling Your Bladder Decreases Impulsive Choices