自宅にパソコンやゲーム機などが複数ある人は、全部ネットワークにつないでしまうと便利だ。そこで今回は、家庭内LAN環境をもっと便利にするアイテムを紹介するぞ。まずゲーム機やPCなどで、有線LANポートしか装備していない機器を無線LANに接続できるようにしてくれるコンバータ「WLI3-TX1-AMG54」。ADSLモデムなどが離れた場所にあって、家庭内にケーブルをうねうね這わせたくないという人にオススメだ。

ノートPCなどに気軽に無線LAN機能を追加したい人には、USB接続の超小型無線LANアダプタ「GW-USMicroN」がオススメ。これは通常の無線LANアダプタとして使えるだけでなく、このアダプタを経由して、無線LANのアクセスポイントとして利用することも可能。GW-USMicroNを装着したパソコンを、PSPやiPhone/iPod touchなどをネットに接続するための親機として利用できる。

ニンテンドーDS/Wii/PSP/PS3などの無線LAN対応機器を、簡単にインターネットにつなげられるアクセスポイントが「WCA-G」。WCA-Gとゲーム機搭載のAOSSボタンを押すだけで、簡単にWi-Fi接続ができるのでパソコンいらずで設定できるのが特長だ。

自宅で「デスクトップで通信するときは有線LAN」「ノートでは無線LAN」といった、有線/無線LAN混在環境を作りたい人にオススメなのが「CG-WLR300GNH」。無線LAN部はIEEE 802.11b/g/nの3規格に対応。有線LANポートはすべてギガビットLANに対応しているので、LANケーブルを使って高速なデータ転送が可能。またUSBポートを装備しており、このポートにUSB HDDやUSBメモリを接続すると、LAN内のマシンで簡単にドライブの中身を共有できる。

「インターネットを通じて自宅PCをリモートで操作したい」「自宅にサーバーを立てたい」といった人にオススメなのが、バッファローのブロードバンドルーター「BHR-4RV」。インターネット回線を通じたリモート接続の設定が簡単に行えて、動作も安定している。2ちゃんのルータースレでも評価が高く、リモート目的なら定番的な製品だ。

家庭内LAN環境でデータを高速にやり取りしたい場合は、各PCのLANをギガビットイーサにそろえるのがベスト。また各PC間をつなぐハブもギガビット対応のものにしておこう。「FXG-08EP」はギガビット対応の8ポートハブだ。値段が5000円を切っていてお買い得。

「PCのHDD内にある動画を大画面TVで見たい！」といった場合に便利なのが「LT-H90DTV」。LANを通じてPC内の共有フォルダにアクセスして、動画・画像・音楽といった各種マルチメディアファイルをテレビで再生できる。また地上/BS/CSデジタルテレビ放送を受信できるチューナーとしても利用可能。地デジ未対応テレビでも、LT-H90DTVをつなげば地デジが見られる。

1台のプリンタをLANを通じて共有して、複数のPCから印刷できるようにしてくれる製品が「プリントサーバ」だ。PCにつながっているプリンタを共有にする設定だと、そのPCの電源がオフになっていると印刷できない。プリントサーバーを経由してLANに接続すれば、PCに接続しないでもプリンタを共有できるので、どのマシンからでも常に印刷可能になる。「Mini-102MG」なら有線/無線LANの双方に対応しているので、プリンタの設置場所が自由に選べる。