iPhone/touchを母艦のマウス/キーボードにするiTapのWin版

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USB接続(バスパワー)の7型サブ液晶ディスプレイ「FTD-W71USB」が本日発売された。iPhone/iPod touchユーザーなら、iPhone/iPod touchをメインマシンのマウス代わりにする「iTap」を併せて試してみる価値があるかも。元はMac用ツールだが、Windows版も登場した。

2/1にページ公開後、5日にレビュー掲載

7型のサブ液晶ディスプレイ「FTD-W71USB」は、現在Amazon価格13,100円。USB接続なので、PCから5メートルくらいまで離れた場所で利用できる点もポイントだろう。もちろんメインディスプレイの横に置いて使っても良いのだが、デスクにメインマシン/同じ部屋にベッド、という環境であれば、ベッド脇にサブディスプレイとして設置しておき、就寝前や起床後のRSSチェックなどに利用するという使い方も考えられる。

……ということで、お金はかかってしまうが、iPhone/iPod touchユーザーなら試してみたいのが「iTap」。iPhone/iPod touchを無線LAN経由で母艦マシンのマウス代わりに利用する、450円のiTS公認ツールだ。最近のバージョンアップでキーボード代わりに利用する機能も搭載されたらしい(ただし漢字変換が不能とのこと)ので、RSSリーダー/Twitterクライアントの操作くらいであればイケるはず。従来サーバーソフト(母艦に入れるソフト)がMac専用だったのだが、Win版も登場したため試してみた。

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まずiPhone/touch版のiTapをiTSからiTSから購入して起動。この時点ではエラーが出る。

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サーバーソフトのWindows版を作者ページからダウンロードし起動。インストール版とZIP版の両方が用意されている。同一LAN内のiPhone/touchが検出されるので選択し「Pair with selected device」。

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接続が行われてiPhone/touch側の画面が切り替わる。上部がノートPCのタッチパッド。マウス代わりに使う際のレスポンスは結構良い。クリックやダブルクリック、右クリック、スクロールが特殊な操作になる。

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つまり、このようにキーボードの前に置けばノートPC状態になる、そんなツールだ。無線LAN経由で接続が行われているため、Bluetoothなどと違い、母艦から大きく離しても問題なく動く点がポイント。母艦と繋ぎ、ベッド脇に置いた「FTD-W71USB」を見ながら、ベッドの中でiPhone/touchを使って母艦を操作できる訳だ。

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キーボードも用意されている。後述する理由で、基本的に数字/カーソル系専用だ。つまり、現バージョンでは、iTapにより可能な操作は「マウス+テンキー+カーソル」。これらをショートカットキーとして十分に活用すれば、「FTD-W71USB」との組み合わせで、各種作業をベッドで行えるようになるはず。

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ひらがな/アルファベット入力も用意されているのだが、現バージョンでは問題がある。例えば「あ」を三連打する操作は、本来「う」になるはずなのだが……。

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最初のタップで「あ」、次のタップで「い」、三連打目のタップで「う」が入力されてしまう。Mac版では同様の問題は起きていないらしいので、バージョンアップで修正されることに期待したい。

執筆:tokix (tokix.net)

2009年02月05日 23時36分
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