【ウインドウズ7完璧導入術】パーティション分割でデータを退避
ウインドウズの設定などをバックアップし終わったら、次に動画や音楽などのデータファイルをバックアップしよう。バックアップは外付けハードディスクを用意し、まとめて移動してしまうのが一番ラクだが、お金がかかる。ハードディスクの容量に十分な空きがあるならパーティションを分割してみよう。
1台のハードディスクを区切って、まるで2台搭載されているかのように扱える。分割して作った新しいパーティションにデータファイルを移動しておけば、7を新規インストールしても消されずに済む。パーティションの分割は「EASEUSPartitionMaster」を使うといい。面倒なパーティション分割作業を超手軽かつ安全に実行できる。なお、パーティションを分割する前に一度ハードディスクにデフラグをかけておくのがオススメだ。
■ パーティション分割でデータをバックアップ
EASEUS Partition Master Home Edition | ||
作者:CHENGDU YIWO Tech Development |
外付けハードディスクは非常に安くなっている。アイ・オー・データ機器「HDC-EU1.0」は容量1Tバイトで実勢価格9280円だ
外付けハードディスクを使わないなら内蔵ハードディスクをパーティション分割しよう。作業の前にデフラグを実行しておく
EASEUS Partition Masterをインストールする。上部に現在のパーティションが表示されるのでバー上の「C:」と書かれている部分を右クリックしてメニューから「Resize/Move」を選択
バー右側の「▼」をドラッグしてウインドウズ7をインストールするパーティションのサイズを決める。最低でも10Gバイト、可能なら30Gバイト程度の容量が必要だ。「OK」をクリック
パーティションが割り当てられていない部分を示す「Unallocated」を右クリックしてメニューから「Create」を選ぶ
データ用に新しく作成するパーティションのサイズやフォーマットを決定する。通常は特に変更せず「OK」をクリックすればいい
元の画面に戻ったらツールバーの「Apply」をクリックする。確認画面で「Yes」をクリックするとパソコンが再起動しパーティションが分割される