拡張子偽装ウイルスを見破るコツを教えて。

Unicode制御文字を使った高度な手口に要注意。
拡張子偽装ウイルスの手口は、アイコンや長いファイル名で本当の拡張子を隠すことだけではない。特殊なファイル名設定を行うと、拡張子の場所を任意に変えることができる。拡張子は絶対にファイル名の最後……なんて思い込みはもう古い。
ファイル名が「abcexe.txt」でも、拡張子は「exe」でプログラムファイルだ。拡張子偽装を見破るコツは、エクスプローラを「詳細」にすること。ダウンロードフォルダでは必ず「詳細」を使い、「種類」で拡張子を判断するようにしよう。

適当なフォルダで右クリック「新規作成」からテキストファイルを作ろう。ファイル名に「abc」と入力し、右クリック「Unicode制御文字の挿入」→「RLO」をクリック

続いて「txt.exe」と入力。文字が右から左に流れ、見た目が「abcexe.txt」になるはず。「Enter」キー→「はい」でファイル名を確定させよう

実際にウイルスに利用される場合は、アイコンも偽装されるはず。見破るにはエクスプローラを詳細表示にして「種類」をチェックするしかない

2007年06月03日 00時42分
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