結果から一発ジャンプできるレジストリ検索ツール「RegGlass」
レジストリ内の特定の文字列を探すときは通常はCTRL+Fで検索ダイアログを表示してひとつひとつ辿っていくのが普通だが、レジストリは階層が深く、検索の応答も悪いため混乱してしまう。そんなときはレジストリ検索ツール「RegGlass」を使ってみよう。
「RegGlass」は、指定した文字列を含むレジストリ内の設定箇所を一覧表示してくれるツール。検索結果をダブルクリックするとレジストリエディタの該当箇所を開いてくれる。またUnicode版はレジストリの更新日時でも絞り込みができるので、最近追加されたものを探すのに便利だ。
作者サイトのRegGlassページの「ダウンロード」セクションから「RegGlass *.*.*.zip」をクリックしてダウンロード
解凍し、Unicode版(RegGlassNT.exe)を実行した状態
検索する範囲を、エントリ、そしてキー(階層)単位での検索が可能だ
Unicode版ならば、レジストリの更新日時で検索もできる
更新日時の指定はカレンダーから選択できるぞ
さっそく検索してみる。「検索文字列」に文字列を入れて検索ボタンを押す。「Firefox」が入ったエントリーがズラっと表示される
検索結果をダブルクリックすると、レジストリエディタが立ち上がり、該当箇所にジャンプする
メニューの「ツール」→「キー名を指定してジャンプ」を選択すると、面倒なキー移動が一発でできる
「ツール」→「オプション」では保存する履歴の数を指定できる。
最後のバージョンアップが2005年のツールだけにユーザーインタフェースが若干乱れているものの、動作にはまったく問題がない。レジストリをよく弄る人には重宝しそうだ。
2009年03月04日 17時39分