CDから簡単に着うたを作成できる「Sound Portalプレイヤー」

パソコンで音楽を楽しむことが一般化している中、汎用性が高く、コミュニティ機能を使ってネットにつながっていることを実感できるプレイヤーが「Sound Portalプレイヤー」だ。操作はiTunesに代表されるライブラリ／プレイリスト型のプレイヤーとほぼ共通なので使いやすい。音楽コミュニティの「レコラ」と連動しているため、思わぬ音楽との出会いもある。

Sound Portalプレイヤーのダウンロードページから「体験版のダウンロード」をクリックし、インストールを行う。iTunesのライブラリの読み込みなどを行うこともできる。途中、Sound Portalのユーザー登録が促されるので、会員登録しておこう。

ユーザーインタフェースはiTunesに似ており、操作に戸惑うことはほぼない。「レコラ」という音楽コミュニティと連動する機能があり、自分のライブラリ内の曲を聴いているといきなり、左下に曲の情報が表示されることがある。気になる曲が表示されたら、忘れないようにチェックしておくことができる。

Sound Portalプレイヤーが対応しているデータフォーマットはAAC/MP3/HE-AAC/Ogg/WMA。再生だけでなく、CDからの音楽の取り込みもこれらの形式で行えるし、各形式間でフォーマットの変換を行える。

楽曲の登録はライブラリにデータをドラック＆ドロップするだけで行える。扱えるファイルは上記の通りなので、ネットから集めてきたハァハァボイスやアキバで生録した萌え声を登録することだって可能だ。気に入ったデータがあったら、下記の方法で携帯電話の着うたに変換しちゃおう。

携帯電話用のデータの作成は曲を選択して画面上部「携帯電話アイコン」をクリックすると開始される。波形が表示されるので、必要な部分を選択し、「作成」ボタンを押すと、3GP形式への変換が始まる。着信用の場合は時間やファイル制限があるので切り出したい範囲を指定してから「作成」をクリックする。携帯電話への転送はVPNを利用してダウンロードが行えるほか、SDメモリへの転送が可能だ。