functions.phpからCSSを挿入して幅を調節してやろう
WordPress管理画面の記事一覧には、タイトルやカテゴリ、タグなど様々な情報が表形式で表示されるが、列の幅の配分が非効率的だ。サムネイルなどの列が無駄に広くて左右に余白が出来てしまっている一方で、タイトルの列が狭くて何行にも折り返されてしまったりする。
このままでは過去記事を探すときに不便なので、無理矢理改造してしまおう。管理画面は公開されるページのようにテーマによるカスタマイズ機能は用意されていないが、テーマディレクトリの「functions.php」にスクリプトを記述して、ページ出力時にスタイルシートを埋め込んでやることで改造可能だ。
通常の記事一覧では、このようにサムネイルの列が無駄に広い一方でタイトルの列が狭くなっていたりして不便だ。
function colwidth_css(){ ?><style> th#author, th#tags, th#categories{ width:100px; } th#date{ width:110px; } th#post_thumb{ width:60px; } td.column-post_thumb img{ max-height:32px!important; } </style><?php } add_action('admin_head','colwidth_css');
列の幅を調整するには、「functions.php」にこのようなコードを追加しよう。管理画面のHTMLヘッダ出力中に呼び出されるアクションフックに、スタイルシートタグを挿入する関数を登録するという処理になっているぞ。
上記の例では、カテゴリやタグ、作成者の列の幅を100ピクセルに、日時は110ピクセルに、サムネイル列は60ピクセルに変更している。また、サムネイル自体を高さ32ピクセルにすることで、1列の高さも削減する。