functions.phpでフィルタを追加すれば件数を変更可能だ。
WordPressでは、記事に「カテゴリ」や「タグ」を割り当てて分類できる。記事の内容に関する語句で分類する「タグ」は、多数の記事を細かく分類していると何十個にもなってくるので、うっかり既存のタグと同じ意味の別のタグを作ってしまったりしないように注意が必要だ。
「よく使われているタグから選択」で表示される既存のタグのリストから選択すれば、タグの重複を避けることができるが、最大表示件数は45件までとなっており、たまにしか使わないタグを見落としてしまう恐れがある。かと言って、見落としが無いように毎回全タグ一覧ページを確認したりするのは面倒くさい。
より多くのタグを表示させたければ、「functions.php」にフィルタ処理を追加して、タグ一覧を生成するオプションを上書きしてやろう。
function enlargetagcloud($args,$taxonomies){ if(DOING_AJAX && $_POST['action']=='get-tagcloud'){ $args['number']=100; } return($args); } add_filter('get_terms_args','enlargetagcloud',10,2);
タグクラウドの最大表示数を増やしたければ、テーマファイルディレクトリにある「functions.php」に上記のようなコードを追加しよう。上記の例では、最大100件に拡張される。
また、下記のようなフィルタを記述しておけば、編集画面の読み込み完了後に自動的にタグクラウドが開かれるようになるぞ。
function autoshowtagcloud() { ?><script>jQuery(function($){wp.media.view.Sidebar.prototype.on('ready',function(){$('#link-post_tag').trigger('click')}})</script><?php } add_action('admin_footer-post-new.php','autoshowtagcloud'); add_action('admin_footer-post.php','autoshowtagcloud');