なかなか思い通りにいかないのが、メールアドレスの作成だ。例えば、オンラインサービスで複数のアカウントを取得するために、大量のメールアドレスが必要なとき、普通のウェブメールでは手間がかかりすぎて量産には限界がある。そんなとき便利なのが「myTemp.email」。独自ドメインを設定すれば、思い通りの文字列のメールアドレスを簡単に大量生成できるようになるぞ。

■ 怪しまれないメールアドレスを大量に作るには？

ウェブサービスで複数のアカウント登録を行いたい場合など、一時的にメールアドレスが大量に必要になる場面がある。しかし、新しいメールアドレスを短期間で大量に作るのは難しい。ウェブメールを利用にするにしても、いちいちユーザー登録を行っていたのでは、手間と時間がかかりすぎる。
そこで、一時的に使えるメールアドレスを量産できるサービスが「myTemp.email」だ。ユーザー登録も必要なく、ページを開いてボタンを押すだけで、その場で使えるメールアドレスがどんどん作れる。ただし、メールアドレスのドメインは、日本ではめったに見かけない怪しいものばかり。ウェブサービスの管理者の監視が厳しいと、正規のメールアドレスではないと気付かれる可能性が高い。
そこで、「myTemp.email」に独自ドメインを登録してからメールアドレスを生成しよう。これなら、任意の文字列をメールアドレスに組み込めるのでカモフラージュになる。「myTemp.email」に独自ドメインを設定する方法をまとめたので、ぜひ参考にして欲しい。

受信機能のみを備え、簡単に作成したり削除できる「使い捨て用」のメールアドレスを作れるサービスが「myTemp.email」。利用は極めて簡単で、サイトを開いてボタンを押すだけでメールアドレスがどんどん生成される。しかし、メールアドレスのドメイン部分に不自然な文字列が使われているため、見る人が見れば怪しいメールアドレスとすぐに見抜かれてしまう。それを避けるために、独自ドメインの登録を行おう。

記事はこちら→アカウントの増殖技に欠かせない「myTemp.email」で独自ドメインのメールアドレスを運用する

「myTemp.email」には、自分で取得した独自ドメインを設定する機能がある。信頼性の高い文字列の独自ドメインを登録すれば、生成されるメールアドレスは、すべてその独自ドメインを含んだものになるため、傍目には「使い捨て用」のメールアドレスとは分からなくなる。独自ドメインの登録には「MXレコード」の登録が必須。ここでは「お名前.com」を例に解説しているが、ほかのドメインサービスでも設定項目は基本的に一緒。手順をしっかりとマスターしておこう。

記事はこちら→信頼性のあるメールアドレスを大量生産　「myTemp.email」に独自ドメインを登録する

「myTemp.email」で生成したメールアドレスには、メールを受信する機能のみが備わっていて、メールの送信は行えない。「使い捨てメール」といっても、匿名でメールを送るといった用途には利用できないが、オンラインサービスの仮登録メールは受信できるので、ユーザー登録を行うには充分だ。
なお、独自ドメインを登録しても、生成されるメールアドレスのユーザー名（@より前の部分）はランダムな文字列となる。不自然さが気になるようなら、何度か生成を繰り返して、比較的自然なユーザー名のメールアドレスを選んで利用するといいだろう。
一時的に使うメールアドレスの作成の手間を大幅に省いてくれるサービス。特徴を理解して上手く活用しよう。