危険なサイトの情報を丸裸に マルウェアを回避して安全にアクセスできる「agusa」
最近は、ウェブページを開いただけで感染するマルウェアが流行しているので、怪しいサイトは開かないのが原則。しかし、どうしてもアクセスしたいときは、ブラウザで開く前にサイトの情報や安全性を確認できるウェブサービス「agusa」を利用しよう。
「agusa」は、怪しいサイトにアクセスする前に、安全性を確認できるウェブサービスだ。トップページでURLを入力すると、そのサイトのサーバーやドメインなどの詳細情報をチェック。マルウェアへの感染がないかをチェックしてくれる。さらに、そのサイトを独自のゲートウェイを経由することで安全に開くことも可能。サイトの内のリンクを調べて、内部リンクと外部リンクを選別することも可能だ。
どんなに危険なサイトでも、このサービスを経由してアクセスする分には、ユーザーが被害を受けることはないので、怪しいサイトを訪れる際にはぜひ活用したい。
■ 怪しいサイトをブラウザで開く前に徹底チェック
「agusa」を開いて、調べたいサイトのURLを入力しよう。今回はサンプルとして教えて君.netのトップページを入力。「調べる」をクリックする
サイトの読み込みと調査が実行されるのでしばらく待機。ステータス情報のページが開くと、サイトのサムネイルやIPアドレス、サーバー情報、ドメイン情報が表示される。怪しいサイトの場合、まずチェックしたいのが「検出されたマルウェア」の項目。ここで検出されなければ、とりあえず安心
ブラウザでサイトを開くのが不安な場合は「aguse gatewayでアクセス」をクリックしよう
新しいウインドウが開き、aguse gatewayを経由してウェブページが開く。このページは撮影したスクリーンショットを疑似的にウェブページのように表示しているため、仮に危険なサイトであったとしても、影響を受けることはない
上のバーから「リンク表示」「文字表示」の項目にチェックを入れよう
表示しているウェブページのリンクが種類によって色分けされる。サイトの内部リンクはグリーン、別ドメインへと移動する外部リンクは赤色で表示される。これで別サイトへ飛ばす偽装リンクを見抜くことができるぞ