「Akamai NetSession Interface」ってインストールされてるけどダウンロードした覚えがない。削除していいの?
最近は、勝手にシステムに入り込んで広告を表示する悪意を持ったプログラムが多い。コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」に見慣れない名前があったら、即アンインストールしている人も多そうだが、「Akamai NetSession Interface」というプログラムは見つけても削除してはならない。
コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」に、いつの間にか入り込んでいる「Akamai NetSession Interface」というプログラム。見覚えがないからといって、悪意を持ったプログラムと思い込んで削除してはならない。これは、サーバーの通信をサポートするためのもので、マイクロソフトやアドビ製品のダウンロードやアップデートに利用されている。このプログラムを削除したことで、すぐにトラブルが発生するわけではないが、ソフトのインストールや更新の際にエラーが出たり、再度インストールが必要になることがある。
「Akamai NetSession Interface」は、大容量のファイルの転送の際によく使われていて、オンラインゲームの導入をサポートする用途も多い。見えないところで出番の多いプログラムなので、そっとしておこう。
■ 「Akamai NetSession Interface」はアンインストール禁止!
コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」にインストールした記憶のない「Akamai NetSession Interface」というプログラムがあっても削除してはならない
「Akamai NetSession Interface」で検索すると公式ページが開く。このソフトは、サーバー間のデータ転送の効率をアップさせる通信ソフトだ。Adobe社やMicrosoft社のソフトをインストールする際に利用されている
ウインドウズの評価バージョンや、PhotoShop、Illustratorなどをウェブからインストールする際に、事前に導入が行われたはずだ。地味なインストール画面なので、忘れてしまっている人が多いかもしれない
「Akamai NetSession Interface」のインストールをキャンセルしたり、Windowsファイアウォールでブロックしていると、ダウンロードに失敗したり、通信が正しく行われずエラーが出ることがある。「Akamai」関連の機能はすべて許可して、利用後もアンインストールは行わないこと
「Akamai NetSession Interface」はウェブで配布されているので、もしアンインストールして不具合が出ているなら再度インストールしよう。スクエアエニクスのQ&ページ(参照)のリンクから入手できるぞ