関西企業の組織内違法コピー 世界最高額の3億円で和解
関西の企業による違法コピーソフトの利用で、世界最高額となる総額3億1520万5272円の和解が成立した。違法にコピーされ使われていたソフトは「Adobe Illustrator」「Microsoft Office」などで、コピーの数は3913本にものぼる。
ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)によると、BSAの窓口に寄せられた通報を元に関西企業(名称非公開)の内部を調査したところ、「Adobe Illustrator」「AutoCAD」「FileMaker Pro」「Microsoft Office」といった商用ソフトの、3913本にも及ぶ違法なコピーが発覚。権利者であるAdobeやMicrosoftと企業との間で協議が行われ、企業側が総額3億1520万5272円を支払うことで和解が成立したという。
コピーの規模を考えると完全に組織ぐるみで行われていたはず。企業名が気になるところだが……。
2010年07月01日 17時58分