再生可能なオーディオファイルの内部に秘密のファイルを隠蔽できる偽装工作ツール
ファイルの偽装・隠蔽ツールの中でも、特に効果的なのが「別の形式のファイルとして保存する」というもの。「DeepSound」はオーディオファイルの中に別のファイルを隠蔽できるツール。隠蔽したオーディオファイルは音楽の再生も可能なので、偽装を見破るのは非常に難しい。
「DeepSound」は、オーディオファイルの中に別のファイルを隠蔽できる偽装ツールだ。組み込める形式はWAVE/FLAC/WMA Lossless/MP3。これらのファイルに別のファイルを取り込んで、隠しておけるぞ。
出力ファイルはWAVEもしくはFLAC。出力されたオーディオファイルは、音楽プレイヤソフトで再生可能なので、傍目には隠蔽工作がされているとは気付かれにくい。隠したファイルを戻す際も「DeepSound」を使えばOKだ。
オーディオファイルなら、デスクトップに置いておいても違和感がないし、データ送信を行っても怪しまれない。秘密のURLやパスワードを隠しておく、といった用途にピッタリだ。
■ オーディオファイル内に別のファイルを隠蔽する
「DeepSound」を公式サイトからダウンロードし、インストールしよう。左カラムでオーディオファイルを選択
オーディオファイルを選択した状態で「Add files」をクリック。オーディオファイルに埋め込みたいファイルを指定しよう
オーディオファイル内に隠すファイルが右カラムに表示されたら、「Encode」をクリックする
「Output directory」で出力先のフォルダ、「Output format」で出力するファイル形式を選択。「OK」をクリックしよう
指定した形式のオーディオファイルが出力される。外見上はまったく普通のファイルで、オーディオプレイヤーで再生も可能
オーディオファイルに隠したデータを取り出したいときは、左カラムでオーディオファイルを選択した状態で「Extract secret files」をクリックすればOK