ほかのセキュリティソフトと同時に使えるクラウド型ウイルス発見ツール「System Security Guard」

ss_00.jpg
どんなに気をつけても油断できないセキュリティ問題。パソコンには通常、1種類のウイルス対策ソフトしか導入できないが、そのソフトを本当に信頼していいものか……という疑念は常に残る。不安なときは保険として「System Security Guard」でもチェックを行うといい。

「System Security Guard」は、一般的なウイルス対策ソフトと一緒に利用できるセキュリティソフトだ。ウェブ上のデータを参照して起動中のプログラムの中に危険なファイルがないかをチェックする。本格仕様のソフトではないので、危険なウイルスを駆除する機能はないが、利用しているウイルス対策ソフトだけではどうも信用がならない……という場合に平行して利用しておくと保険になる。
インストール版とポータブル版があり、ポータブル版はUSBメモリなどに入れて持ち歩くことで、外出先のパソコンで怪しいプログラムが動いていないかチェックに使うことも可能。オンラインのデータベースからウイルスチェックを行うクラウド型なので、ウイルス定義の更新に気を使う必要がないのでラクチンだ。

■ パソコンで実行中のプログラムの安全性を調べる

ss_01-thum.jpg
System Security Guard」を公式サイトからダウンロードし、起動しよう。インストール版とポータブル版がある。性能は同じなのでどちらを選んでもOK。起動したら「Start Security Check」をクリック

ss_02-thum.jpg
スキャンが開始される。クラウド上のデータベースを参照して、怪しいプログラムが動作していないかをチェックする

ss_03-thum.jpg
スキャン完了すると結果が表示される。より詳細な結果を見るために「See the results of the security check」をクリックしよう

ss_04-thum.jpg
ブラウザで詳細なスキャン結果が表示される。スキャンを行ったすべてのプログラムとそのレーティングを確認。危険なプログラムは「Threat File」、危険な疑いのあるプログラムは「Suspicious Files」として表示。「Unknown Files」は不明なプログラム

ss_05-thum.jpg
「Details」をクリックすると、具体的なプログラムの中身が表示されるぞ。今回は「Unknown Files」が1つあったが、詳細を調べるとマイクロソフトのマウス用のプログラムであることが明らかになった

2012年06月11日 20時17分
©教えて君.net All Rights Reserved.