Googleにログインしたままウェブ履歴にキーワードを残さずステルス検索する方法
ウェブの利用履歴を人に見られたくないなら、Chromeのプライベートモードを使えばいい。が、意外な盲点になっているのが、Googleのアカウント。ブラウザには履歴が残らなくても、Googleアカウントから利用履歴を辿られてしまう。「Disconnect Search」で、Google側の履歴も隠蔽しよう。
「Disconnect Search」は、検索サービスにログインしたまま、履歴を残さずに検索を行えるChrome拡張だ。ウェブでどんなページを見たのか、他の人に知られたくないときはプライベートモードを使えばOK。ブラウザ内に履歴は一切残らない。しかし、Googleのアカウントにログインした状態だと全て台無し。Googleアカウントは「ウェブ履歴」として、検索履歴をすべて保存していて、キーワードが丸見えになるのだ。
むろん、Googleアカウントからログアウトしてから検索すればいいのだが、ついうっかり忘れがちだし、何より毎回ログアウトするのは面倒。「Disconnect Search」では、GoogleやBingなどの検索サービスにログインした状態で、履歴を残さずにステルス検索が行える。
ほかの人と共用しているパソコンで、検索キーワードを覗き見されたくないなら、導入しておこう。
■ Googleなどの検索エンジンに履歴を残さない
「Disconnect Search」を公式サイトからダウンロードし、インストールしよう
Chromeのツールバーに追加されたアイコンをクリックすると、検索用の画面がポップアップで表示される
検索したいキーワードを入力し、サーチエンジンを選択しよう。GoogleやBing、Yahoo!など5種のサーチエンジンから選べる
「Enter」キーを押して検索を実行。新しいタブで検索結果の画面が開く。タブに「Disconnect Search:」と表示されていれば、ステルス機能は有効になっている
ポップアップ画面の「The address bar」と「Search engine websites」のチェックを有効にすると、ポップアップだけでなく、アドレスバーやウェブの検索画面からの結果も、履歴が残らないようになる。「Privete serach~」を有効にすると、検索結果から開いたページが、Chromeのプライベートモードで起動するようになり、Chrome本体にも履歴が残らなくなる