Evernoteに保存した重要データは忘れずにパスワードでロックすべし
パソコンとスマホで内容を同期する「Evernote」は、定番のクラウド型メモ帳。Evernoteに保存する内容は、場合によってはセキュリティが求められることもあるので、大事なデータは盗み見られないよう暗号化して保存しておこう。
データがパソコン内とクラウドの2重に保存され、スマホやタブレットなどのデバイスとも同期される「Evernote」は、あらゆるテキストをほうり込んでおける最強のメモ帳。思いついたアイディアから、オンライン決済の明細から、覚えておきたいキーワードから、重要なURLから、とにかく記録しておきたいデータは全部記録しておける。
そうなると心配なのがセキュリティ。アカウント情報の保存はEvernoteでは推奨されていないが、人に見せられない重要なデータをメモっておくこともあるだろう。Evernoteは、ノートの暗号化機能に対応しているので、重要なデータはパスワードでロックし、万が一、他人にログインされても盗み見られないように対策しておこう。
■ Evernoteの「ノート」の内容を暗号化する
ノートの内容を暗号化するには、テキストを選択した状態で右クリックし、メニューから「選択したテキストを暗号化する」をクリック
暗号化のダイアログが表示されるので、パスワードを2回、入力する
パスワードを忘れたときのために、思い出せるようなヒントも入力しておこう。「Evernoteを終了するまでパスフレーズを記憶」を有効にすると、Evernoteを再起動した時点で暗号化は有効になる。設定が完了したら「OK」をクリック
Evernoteを再起動してノートを開こう。暗号化された内容が表示されなくなる
2013年05月06日 19時56分