定番ソフトが惨敗!ウイルスソフト最強決定戦は意外な結果に
ニコニコ動画で、有名セキュリティソフトを使って実際にマルウェアを検出できるかどうかを実験した動画が話題となっている。対象となっているのは国内外の有料・無料ソフトのほぼ全て。注目の結果は、実に驚くべきものになっているぞ。
この動画の投稿主は、100体のマルウェアに感染した状態のパソコンで、各社セキュリティソフトを使ってスキャンを行い、検出力を比較したとのこと。結果は以下の通りだ。
1位 F-secure internet security 94/100
2位 kaspersky 93/100
3位 a-squared Free 89/100
4位 BitDefender 86/100
5位 ウイルスバスター 85/100
6位 GDATA 84/100
6位 COMODO Internet Security 84/100
8位 Mcafee トータルプロテクション 83/100
9位 Avira Premium Security Suite 80/100
10位 Panda Internet Security 79/100
10位 ESET SMART SECURITY 79/100
12位 AVG antivirus 74/100
13位 Avast free 73/100
14位 Norton Internet Security 70/100
15位 k7 Computing 54/100
16位 RISING AntiVirus 43/100
17位 Microsoft Security Essentials 37/100
17位 KINGSOFT InternetSecurity 37/100
2位 kaspersky 93/100
3位 a-squared Free 89/100
4位 BitDefender 86/100
5位 ウイルスバスター 85/100
6位 GDATA 84/100
6位 COMODO Internet Security 84/100
8位 Mcafee トータルプロテクション 83/100
9位 Avira Premium Security Suite 80/100
10位 Panda Internet Security 79/100
10位 ESET SMART SECURITY 79/100
12位 AVG antivirus 74/100
13位 Avast free 73/100
14位 Norton Internet Security 70/100
15位 k7 Computing 54/100
16位 RISING AntiVirus 43/100
17位 Microsoft Security Essentials 37/100
17位 KINGSOFT InternetSecurity 37/100
1位の「F-secure internet security」と2位の「kaspersky」は、いずれも世界的に高い評価を得ているセキュリティソフトなので納得の結果だろう。3位に付けたのはフリーの「a-squared Free」で、続く4位もフリーソフトの「BitDefender」。いずれも国内の有料セキュリティソフトの2強「ウイルスバスター」「ノートンインターネットセキュリティ」を凌ぐ検出力を示している。
逆に最下位に甘んじたのが「Microsoft Security Essentials」と「KINGSOFT internetsecurity」。特にMicrosoft Security Essentialsはマイクロソフト謹製のソフトとあって信頼していた人も多いかと思うが、マルウェア100体のうち半分も検出できず惨敗。長らく日本のユーザーに愛用されてきた定番のAVGやavast!も上位には食い込めなかった。
100体のマルウェアはサンプルとしては少なすぎるので、必ずしも信頼に足る実験ではないが、、セキュリティソフトによって大きな性能差があるのは間違いなさそう。今後セキュリティソフトを選ぶときの1つの指針にしてもらいたい。
2010年03月17日 20時13分