MS製ウイルス対策「Microsoft SecurityEssentials」β版登場

「Microsoft Security Essentials」はマイクロソフトによる無償のウイルス対策ソフト。現在無償公開されている「Windows Live OneCare」からファイヤウォールやバックアップの機能を廃したもので、リアルタイムにスパイウェアやマルウェア、ウイルスの検出を行いながら軽快に動作するのが特徴だ。


また、システムフォルダ内のファイルを書き換えようとする未知のマルウェアを認識すると、その情報がサーバに送信され、ツールを利用しているすべての人が安全にPCを利用できる「Dynamic Signature Service」機能も搭載されているぞ。現在は英語、ポルトガル語のベータ版のみがダウンロードできる状態だが、日本語版も来年3月までに提供される予定だ。

■未知のマルウェア情報も共有できる

Microsoft Security Essentials Beta Home


マイクロソフトのサイトからベータ版をダウンロードする


ダウンロードにはWindows LiveのID(無料)が必要だ


簡単なアンケート(英語)に答えた後現れる「Download Microsoft Security Essentials Beta」をクリックするとこの画面に。


インストールが終わると自動的に立ち上がり、アップデートと最初のスキャンが行われる。インタフェースはスキャン、プログラムのアップデート、検知履歴、設定と非常にシンプル。「Scan now」でスキャンを開始できるぞ


「Setings」タブではスケジュールスキャンの設定や、リアルタイムプロテクションのオン、オフが設定できる


テストウイルスをダウンロードしたところしっかり識別されていることがわかる。削除、隔離のアクションが可能だ

2009年06月24日 15時53分
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