Twitterは動的?静的?Yahoo!とGoogleに見る検索の違い
米国GoogleがTwitterのリアルタイム検索に対応したばかりだが、米国Yahoo!も追随してTwitterの検索機能に対応している。ただし、Googleが最新のつぶやきをリアルタイムで補足するのに対して、Yahoo!は検索語に関連性のあるものだけを静的に表示する。
Yahoo!では、検索ワードに関連のあるツイートがあった場合のみ、通常の検索結果の画面の一番下に表示されるようになる。先日公開されたGoogleのTwitter検索では、「Latest」をクリックすると最新のツイートが検索され、常に新しいつぶやきが飛び込んできて更新される動的なサービスとなっているが、Yahoo!の場合は従来のサイト検索と並べてTwitterの検索結果を表示する静的なサービス。
Twitterを「ログ」として検索するYahoo!と、「リアルタイムウェブ」として検索するGoogle。2大検索サービスのTwitter観の違いが浮き彫りになっている。今後、どちらのサービスが主流になっていくか要注目だ。
なお、どちらのサービスも今のところ米国のみの対応。とはいえ、将来的に日本語にも対応するのは間違いないだろう。
■ GoogleとYahoo!のTwitter検索の違い
Googleでは検索結果の画面で「Latest」をクリックすると、Twitterを含む最新の検索結果が表示される。検索結果は常に更新され、新しいツイートは次々と画面上に追加されてゆく。動的な「リアルタイムウェブ」を体現する検索機能と言える
Yahoo!もTwitterを検索対象に含んでいる。検索結果の一番下の「Twitter Result」という項目に、Twitterの検索結果を表示している。従来のサイト検索と同じように、過去にTwitterに投稿された内容のみを表示する静的なサービスだ