Twitterは時間がかかりすぎ?河野議員のつぶやかない理由

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Twitterに参加して積極的に情報を発信する議員が増えている中、自民党の河野太郎氏がブログでTwitterを利用しない理由を挙げている。ネットの政治運動の盛り上がりとセットで語られるTwitterだが、多忙な議員にとっては思いのほかハードルが高いようだ。

河野氏といえばネットの利用に積極的な議員の一人で、過去にはmixiに「河野太郎と語る日本の未来」コミュを開設したり、2ちゃんねる管理人のひろゆきと対談も行ったりしている。
しかし、Twitterに関しては自身のブログで周囲から勧められたことを明かしつつも、①利用者がメルマガやブログほど多くない ②携帯電話の文字入力が苦手なので外出先からツイートできない ③双方向的ではない ④時間を取られる、といった理由から、今のところ参加するつもりがないことを表明している。
特に本質的なのが③と④。Twitterは不特定多数のフォロワー向けてつぶやく仕組みのため、個々人への対応はおざなりになりがち。これにきちんと対応しようとすれば、発言を読むために膨大な時間がかかってしまう。そうでなくても、リアルタイム性の強いTwitterは長い時間画面に向かっていないと活用しにくいサービスであり、多忙な議員がほかの一般ユーザーと対等に利用するのは難しそうだ。

確かにTwitterは議員と有権者の関係を変えるかもしれないが、近いようで遠いフォロアーとの距離は、必ずしも政治家向きとは言えないのかもしれない。

河野太郎公式サイト つぶやかない理由

2009年12月11日 23時03分
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