うまい話に乗せられない“情報強者”になれる!? 8つのテク
世の中にはうまい話が山のように転がっているが、よく内情を知らずに手を出してしまうと思わぬしっぺ返しを食う。自分ではトクしたと思ってうっかり高額な商品に手を出してしまったり、悪質な業者の餌食にならないための8つの知識を伝授しよう。もう情報弱者とは呼ばせない!
●クイックリンク
・ウイルス対策ソフトはタダで手に入れる!
・HDD死亡の予兆を調べてデータ移行時期を知る
・壊れたHDDからデータを激安サルベージ
・PCから消してしまった曲はiPodから取り戻せ!
・悪質情報商材に引っかかるな!
・携帯が水没しても乾燥させると使えるかも!?
・不要PCを処分するときはデータを完全消去!
最近、家電量販店では「100円PC」が売られている。たった100円で最新のネットブックが手に入るなんてパッと見めちゃめちゃ魅力的だが、通信料プランや契約解除料などを見ると実はお買い得とは言いがたい。
ウイルス対策ソフトといえば「ノートンアンチウイルス」や「ウイルスバスター」などの市販ソフトが一般的だ。市販ソフトの値段はいずれも5000円前後。毎年3000円程度払って更新する必要があるにもかかわらず、多くの人たちが購入している。だが実は市販ソフトよりも高性能なフリーのウイルス対策ソフトが存在する。
パソコンを使っていて怖いことの1つにハードディスクの故障がある。ある調査によると故障の原因に使用頻度や容量は一切関係ないことが判明しており、普通にパソコンを使っているだけでもある日ブッ壊れてしまうことだってあるのだ。クラッシュの前触れをつかみ取るために「Active@HardDiskMonitor」を使おう。
上で紹介した「Active@HardDiskMonitor」を使ってハードディスクを監視していても、被害を減らせるだけでクラッシュ自体を防ぐことはできない。重要なデータを待避する前にクラッシュしてしまうとやっかいだ。破損したハードディスクからデータを救い出す復旧サービスは最低でも数万円の料金がかかるが、頼む前に6,000円のシェアウェア「HDDRegenerator」を試してみよう。
音楽ファイルが入ったハードディスクやパソコンが壊れるとせっかくリッピングした曲データが水の泡だ。既にCDを処分してしまっているとCDを買い直さなくてはならない。数枚でも高いのに100枚近いとかなりの出費になる。HDD Regeneratorでハードディスクが直れば問題はないが、修復が失敗した場合にはお手上げだ。iPodやiPhoneなどの音楽プレイヤを使っているなら望みはある。
「働かずに月100万円稼ぎました」「モデル並みの女を確実に落とせる」などという売り文句の書かれたサイトを目にすることがある。これらは「情報商材」と呼ばれている商品だ。競馬の必勝法や資格を簡単に取得する方法などのノウハウ情報がPDF形式で3000円から3万円程度で販売されている。うさんくさいと思うだろうが、想像通り内容はちっとも役に立たないゴミ情報ばかりだ。
携帯電話の大敵といえば水だ。うっかりトイレなどに落とすと故障して使えなくなってしまう。水濡れは保証の対象外なので通常は1万円から3万円程度の高額な修理や機種変更を余儀なくされる。だが実は水没したからといって必ず使えなくなるわけではない。すぐにバッテリーを抜き取ってしっかり乾燥させれば奇跡的に復活することがあるのだ。
いらなくなったパソコンはオークションやリサイクルショップで売れば、数千円程度から多いときには2~3万円くらい儲けることができる。だが売りに出すときはハードディスク内のデータをしっかり消さないと危険だ。