まとめ:5月の注目ツール&サービスを総ざらい
今月発掘した便利なツール、メジャーバージョンアップされた定番ツール、ユニークなサービスなどを紹介するぞ。どれもPCでの作業を効率化&楽しくしてくれるものばかりなので、見逃しているツールはないかチェックしてみよう。
■ツール編
ウェブサイト管理者やウェブ開発者にとって悩みの種なのが、異なるバージョンのIEでの描画の違い。1ピクセルのズレが命取りとなるようなデザインの場合、その整合性を取ることはなかなかホネだ。過去のIEは切り捨ててしまえ! なんて考える前に、「IETester」を試してみよう。
「万能ウェブサーチャー」は、小さいウインドウに並ぶボタンからGoogle、Yahooなど各種検索サービスを「通常使っているブラウザ」で呼び出すことができるフリーソフトだ。検索を行うためにそれぞれのサービスにアクセスしたり、ブラウザ側で検索エンジンを切り替える必要がないので非常に便利だ。またボタンは好きなようにカスタマイズできるので、自分好みの検索エンジンを並べることができるぞ。
高速なデフラグ処理が行えるフリーソフト「Auslogics Disk Defrag」が1.6.24.355から2.0.0.0へメジャーバージョンアップした。処理対象ドライブを複数同時に選択することが可能となったほか、処理速度がおよそ30%向上している。
「再放送していたあのアニメが急に新展開!? でもこの地域じゃ最速で見られない!」そんなときに役立つかもしれないのが「KeyholeTV」。これはP2Pでテレビ・ラジオ番組をP2Pで受信するためのフリーソフトで、別途「KeyHoleVideo」を導入することによって誰でも配信することができるのだ。
「かんたんファイル復活」は、ごみ箱から削除してしまったファイルを復活することができるフリーソフトだ。ハードディスク内の復活可能なデータを抽出し、簡単な操作でファイルを復活させることができるぞ。リムーバブルディスクにも使える。復活できる可能性のあるファイルを上書きしないよう、インストールしなくても使える設計となっている。
「Google Reader plus Hatena」は、GoogleのRSSリーダー「Googleリーダー」で拾ったエントリーに「はてなブックマーク数」を表示してくれるアドオン。ブックマークに付けられたコメントもポップアップで表示できるので、GoogleリーダーとFirefoxを使っている人はぜひ導入したいアドオンだ。
現在開いているアプリケーションを最前面に切り替えてアクティブ化する「ALT+TAB」キー。狭いディスプレイなどを利用している人は多用している人も多いと思うが、それをマウスだけで行える「EdgeSwap」というツールを紹介しよう。
「斬る!」は、Windows上で動いているプログラムを一括で終了させることのできるフリーソフトだ。終了させたいプロセスやウインドウを「殺すリスト」であらかじめ指定し、その後同梱のkiru.exeを実行するとリストにあるプログラムをすべて終了させることができる。
■ウェブサービス編
人生には「今日の夕飯はラーメンかカレーか」なんて小さなことから人生に大きな影響を与えるものまでさまざまな“ふたつにひとつ”の選択肢が訪れる。「決断.com」は、自分が何か悩んでいるとき他のユーザ(カミサマ)から助言を貰うことができるSNSだ。
「Portwiture」は、Twitterユーザの発言からキーワードを抽出し、Flickrから画像を抽出してタイル状に表示することで、ユーザの興味や嗜好を“見える化”してくれるサービスだ。
「pixer.us」は、オンラインで写真を編集できるサービス。画像のトリミング、回転などの基本機能はもちろん、グレイスケール化、明るさとコントラスト、彩度の修正、ぼかし、シャープなどの各種エフェクトが充実している。
「画像の気持ち2」は、好きな写真をアップロードすると、その写真の診断ポイント、そして女医のサイコ先生のコメントが楽しめるサービス。写真によってはちょっと意味深……? な診断結果も出たりして、なかなか面白いぞ。
既に受け取った人も多いと思う定額給付金。「貯金する」「一緒に届いた税金催促の支払いに使う(泣)」など、使い方を決めている人もいれば、何に使おうか迷っている人も多いだろう。そんな定額給付金の使い方をアドバイスしてくれるサービスが「定額給付金.com」だ。
「TiltShift Generator」は、アップロードした任意の画像に極端なぼけ味や色効果を付けることで、トイカメラ風にレタッチすることができるサービスだ。写真にちょっとした味を付けたいという時に手軽に使えるぞ。