HDDデフラグを超高速&効率的に行う「AusLogics Disk Defrag」
Windows標準のデフラグは遅すぎる。「デフラグは一ヶ月に一回はすべき」とか言われることが多いが、HDDが10GBとかだった時代ならともかく、数百GBのHDDを月に一回なんて現実的に不可能に近い。しかし、リリースされたばかりの「AusLogics Disk Defrag」なら別。1~2時間でデフラグが終わるので、日常的なHDDメンテナンスにピッタリなのだ。
半年強デフラグを行っていなかった編集部の120GBハードディスクでテストを行ったところ、標準デフラグの場合は、2%から3%になるのに15分かかった。15分÷0.01=25時間、という計算が正しいかどうかは何とも言えないが、いずれにしても一晩かけて終わるかどうかが怪しい遅さだ。
「AusLogics Disk Defrag」を海外の総合オンラインソフトサイトSpftpediaのダウンロードページからダウンロードしインストール。
インストール後に起動し、デフラグするドライブを選んで「Next」。
デフラグが始まるので放置しておく。表示上ファイル名の全角が化けるが処理に支障はないので大丈夫。
デフラグが終わったら「Finish」。編集部のマシンでは2時間7分で終わった。この速度なら、数週間に一度、夕食前にでもセットしておけば良いので現実的。
Windows標準の分析機能を利用し、「AusLogics Disk Defrag」によるデフラグ処理の前後でハードディスクの状態を比較してみた。左がbefore / 右がafter。「AusLogics Disk Defrag」は、実際にファイル操作を行う際に問題となる「断片化されたファイルの総数」「超過断片の総数」を重点的にデフラグする仕組みなので、Windows標準のデフラグより圧倒的に早い。効果は標準デフラグより若干下がるが、現実的に体感できる程の差かどうかは微妙。日常的なメンテナンスは「AusLogics Disk Defrag」、年に一度程度Windows標準のデフラグ、という使い分けをすれば完璧だが、現実問題としては「AusLogics Disk Defrag」だけでも十分かも。