指定日以降に起動するとファイルを削除してくれる「死後の世界」

「死後の世界」は、一定期間パソコンを起動しないでいると「持ち主が死亡した」と判断し、指定したフォルダやファイルを削除したり、遺言を表示することができるフリーソフトだ。



過去にネトランでは紹介したツールだが、教えて君.netでは紹介していなかったのでご紹介しよう。古いツールだが、XPでの動作を確認している。
ファイル、フォルダの削除や遺言を表示するタイミングは本ソフトを起動したときだけで、起動中に日付が変わっても再起動するまではファイルが消えないので、使う場合は必ずスタートアップに登録しよう。


作者サイト「One Plus One」のダウンロードページ(メニューの「Download」をクリックし、右側から「ユーティリティ」→「死後の世界」)からファイルをダウンロード


ファイルは自己解凍形式になっているので適当な場所に解凍し、セットアップを済ませよう。初回起動時は本ソフトを設定するためのユーザID、パスワードを要求される


パスワードを設定し、タスクバーにあるハートマークのアイコンを右クリック→「ログイン」を選択すると、再度認証ダイアログが表示されるので、さきほど登録したID、パスワードを入力しよう


起動した状態。セットアップ時やここでスタートアップへの登録ができる


ファイル・フォルダの登録はまず「フォルダパス」の欄の右側にある「...」をクリックし、対象を指定。その後に追加ボタンを押す


ウインドウ右下の「拡張設定」をクリックすると、期限が過ぎた時に表示するメッセージの設定などが行える。「一定期間が経過したら常駐を解除する」をオンにしていると、こういったソフトを仕込んでいることすら隠すことができる。悪用厳禁だぞ


指定日時を過ぎた状態、または前回の起動が指定期間以上の状態でこのソフトが起動(パソコンが起動)されると、指定ファイルが削除され、指定していた場合はメッセージも表示される。

実際に動作するか、消えてもいいファイルやフォルダでテストしてから仕込むことを忘れずに!

One Plus One

2009年03月11日 23時12分
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