DVDneXtCOPYの仮想ドライブで著作権保護を合法的に除去
iTunesのiTSから購入した音楽ファイルには、「DRM」と呼ばれる著作権保護プロテクトが施されている。自分が購入した楽曲でも、ほかの音楽プレイヤや他社ポータブルプレイヤでは再生することができないので不便だ。ここは有名な「CD焼き→mp3作成」を仮想ドライブで行える「DVDneXtCOPY」を使おう。
DVDneXtCOPYは、CD-R書き込みと吸い出しを行うための仮想CD-Rドライブツール。CD-Rへの書き込みを仮想化することで、CD-Rを使う必要なく、実際にCDRを使う場合と同様の、DRMなしMP3生成を行えるのだ。
■iTSで購入した曲から無料でDRMなしMP3を作成
DVDneXtCOPY iTurns | ||
作者:DVDneXtCOPY Inc. |
DVDneXtCOPYをインストール。途中でドライバの警告が表示されるが「続行」を押す
メインウインドウを開き、「Edit」「Open Settings」。「Encoder」タブでMP3のビットレート設定を行う。基本的にビットレートは高い方がよいが、元ファイルより極端に高くしても無意味なので注意
iTunes上で「DVDneXtCOPY用」など適当な名前のプレイリストを作成し、iTSで購入した曲を登録する。1曲でも複数曲でもOK
登録が終わったら、プレイリストを選択して「ファイル」→「ライブラリ」→「プレイリストからディスクを作成」をクリック
「デバイス」を「iTurnsVD iTurnsDrive」に変更し、「オーディオCD」が選択されていることを確認して「ディスクを作成」を選択
少し待つと処理が終了し、DVDneXtCOPYウインドウに曲が表示される
右クリックメニューから「Open file location」を選択すると保存フォルダが開く。DRMのないMP3ファイルが生成されている
■iTunes以外のプレイヤでも利用可能だぞ
Sonic Stage
ほかの音楽プレイヤでも、とにかくDVDneXtCOPYのドライブ相手に、DRM付き音楽ファイルを焼き込めばよい
TeenSpirit
iTunesの場合と違って曲名などの情報が空になってしまうが、正常にMP3ファイルを作成できるはず
Winamp
タグは消えてしまうが、DRMのないMP3ファイルを生成できるはずだ