アリバイ工作などがバレバレになる「EXIF」の確認/隠蔽方法
デジカメで撮影した写真には、撮影日時などの情報「EXIF」が、通常の画像として閲覧する際には見えない場所に埋め込まれている。EXIFを確認することで、各種工作がバレバレになる……という事態も多いのだ。ウェブで見かけた写真のEXIFを確認する方法と、自分の写真のEXIFを削除する方法を紹介する。
女性芸能人が「クリスマスは女友達とパーティーしてました★」と言いつつ12/23日に撮った写真をブログに載せたりした結果、そうした工作を閲覧者に指摘されて騒動になるケースが多い。なぜ工作がバレるかといえば、デジカメで撮影した写真に埋め込まれている「EXIF」のせいだ。
ウェブ上の写真に埋め込まれたEXIFは、IEなら「Exif Quick Viewer」で確認可能。画像右クリックメニュー「Exif Quick Viewを起動」でビューアが立ち上がり、デジカメの機種名や撮影日などの情報をチェックできる。
Firefoxであればアドオン「FxIF」。画像の「プロパティ」を拡張し、EXIF表示を追加してくれる。
HDD内画像ファイルのEXIFは定番ビューアIrfanViewなどで確認可能だ。画像をIrfanViewで開き、キーボード「I」で画像情報を開き「EXIF情報」。エラーが出る場合は、「Exif.dll」をダウンロードしてIrfanviewの「Plugins」フォルダに置いておく。
自分の写真のEXIFを消したいのであれば、保存時の設定ダイアログで「元画像のEXIF情報を保存」チェックを外す。その他「~IPTC~」「~JPGコメント~」などのチェックも外しておくことをオススメする。
保存したファイルにはEXIF情報がない。IrfanViewerで開いた場合の画像情報ウインドウにもEXIFボタンが表示されていない。
執筆:tokix (tokix.net)