電車男だって肝心なときでもケロロ軍曹を観るのを忘れなかった。「人生にアニメは欠かせない」という人なら、いつも出先で好きな番組を見られるようにしたいものだ。そんな人には「デジ造（PCA-MTV）」の導入をオススメするぞ。

うっかり社会人になってしまうと、出張があったりして、いつも観ている番組が観られないことがある。特にレアなアニメ番組が多いテレ玉やチバテレビの場合は絶望的だ。ネット局の少ないテレ東も困る場合がある。

プリンストンテクノロジー社製「デジ造（PCA-MTV）」は、そんなテレビも見逃さずに済むようにできる救世主的ツールだ。Windows Live Messengerを使って、どこからでも自宅のテレビを観られるようになるのだ。

デジ造にテレビアンテナをつなぎ、USBで自宅のパソコンに接続。外出先のパソコンからメッセンジャで、自宅パソコンのメッセンジャにテレビ番組の送信を要求すると、インターネット経由で好きな番組が観られて超便利！　ってな仕組みだ。

送信側と受信側で、メッセンジャのIDを2つ取得する必要があるなどちょっと手間はかかるが、いっぺん体験してしまうとやめられないと思うぞ。

ソフトウェアの設定は慎重にやろう

デジ造（PCA-MTV）は、一見ただのテレビキャプチャボックスに見える

映像送信用と受信用のパソコンに、それぞれ別々の「Windows Live Messenger」IDを取得する

製品付属のCD-ROMからドライバを映像送信用パソコンにインストールし、「デジ造」を接続

デジ造にテレビのアンテナケーブルを接続。その後、やはり付属のCD-ROMから「XTV20」と「M-TV」をインストールしたら準備完了だ

送信用パソコンでWindows Live Messengerを起動。受信用パソコンのIDをメンバーに追加して、「XTV20」を立ち上げ、スキャンしてチャンネルを設定。XTV20を終了し、M-TVを起動。Windows Live Messengerを「M-TVを有効にする」に設定しておく

受信用パソコンのWindows Live Messengerを起動。送信用パソコンのIDをメンバーに追加して、「tv」というコマンドを送信

Windows Live Messengerを使って、遠くにあるパソコン経由でテレビ番組の視聴が可能になった。やや手間はかかるが、これならレアなアニメも見逃さずにチェックできるぞ

■関連リンク
・メーカー：プリンストンテクノロジー株式会社
・製品ページ：「デジ造（PCA-MTV）」