自作の歌声に合わせてミクが口パクする「RipSync」
「RipSync」は初音ミクの音声ファイルに合わせた口パク動画を作るソフト。初音ミクの楽譜情報ファイル(VSQファイル)に合わせて、まるで歌っているかのようにミクたんが口を動かし、表情を変えるのだ。ミク系動画に興味のある動画職人は要注目!
動作させるのに必要なものは、初音ミクを使って作成したVSQファイルと、そこから出力したMP3ファイルだ。VSQファイルには歌詞情報が含まれており、これを解析することで自然な口パク動画を生成することができる。初音ミクを持っていない人でも、「VSQ 公開」などで検索して、フリーで公開されているVSQファイルを利用すれば、ミクが口パクしている動画を楽しめるぞ。
RipSyncを動かすにはDirectXの最新バージョンと.NET Framework 3.5の導入が必須。また、Vistaの場合は、マイクロソフトからリリースされている修正パッチを当てておく必要があるので注意。詳しくはReadmeなどで確認して導入してほしい。
初音ミクの口パク動画を作成する
RipSync | ||
作者:naou |
上部のメニューバーの音符のアイコンをクリック。再生するときに流すMP3ファイルを指定しよう
口の形のアイコンをクリックし、リップシンクデータ取得のウインドウを開いて、「選択」をクリック。VSQファイルを指定し、「解析」をクリックするとトラックが表示される。対象のトラックが文字化けする場合があるが、気にせず「OK」を押そう
ハケのアイコンをクリックし「描画オブジェクト」が開いたら、「設定」をクリック。次の画面では「リップシンクイメージ」を選んで「選択」を押し、「リップシンクイメージ」を表示させる
RipSyncのフォルダの「リップシンクイメージ」内にある「miku.rsi」を指定して「OK」をクリックしよう
左側オブジェクトリストから「ミク1」をキャンパス内にドラッグ&ドロップするとミクが現れる。下の「Start」を押すとミクが歌ってくれるぞ
……この記事の続きはネトラン2月号で!
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