iPod touch用テキストエディタの決定版「TextEditJ」

TextEditJ_00.jpg
「これで決定版だろう」と言える、国産のiPod touch用のテキストエディタ「TextEditJ」が公開された。WinSCPなどでテキストファイルを転送→MobileFinderとの連携でファイルを開き編集して保存→編集後に母艦にファイルを戻す、が可能だ。

iPod touch用のテキストエディタは従来から存在したが、エンコードの扱いに問題があり日本語を一切表示/編集できないものばかりだった。公開されたばかりの国産フリーソフト「TextEditJ」なら日本語を利用できるし、WinSCPを使った母艦PCからのファイル転送・MobileFinderとの連携が可能なので使いやすいぞ。

なお、iPod touchにサードパーティー製アプリを導入するには、「牢獄破り(Jailbreak)」という作業が必要になる。少し難しい上に、この作業を行うとAppleからのサポートが切れる。完全に自己責任の世界なので、自分の責任で挑戦できる人のみ「iPod Touch jailbreak for Windows」を参考に作業を行おう。

TextEditJ_01.jpg
脱獄済みiPod touchでInstallerを起動し、下部で「Sources」をタップし「Edit」「Add」。

TextEditJ_02.jpg
「http://hpcgi3.nifty.com/moyashi/ipodtouch/repository.cgi」と入力し「OK」。

TextEditJ_03.jpg
Installer内の項目が増える。「Procuctivity」の「MobileTextEditJ」をインストール。「MobileFinder」を未導入の人は併せてインストールしておこう。

TextEditJ_04.jpg
トップメニューに「TextEditJ」が追加されるので起動。「Open」をタップし、「Find in Finder」でファイルを選択する。あらかじめWinSCPなどでiPod touch内に転送しておけばよい。「New」で新規ファイル作成/最近開いたファイルリストでファイルを選択して「Open」で開くことも可能だ。

TextEditJ_05.jpg
「Key」をタップすればキーボードが表示される。初期状態ではキーボードが表示されていないので、表示範囲の広いテキストビューアとして利用することも可能だろう。編集後は「Save」でファイルを保存し、WinSCPなどで母艦に戻すことができる。

2007年12月02日 20時45分
©教えて君.net All Rights Reserved.