Zいけにえ君:モバイルSuicaって電池が切れても使えるの?
ネトラン編集部が読者に捧げる人身御供、「Zいけにえ君」。今度はヘンシュッチョーに地道なフィールドワーキングを命じられたようだ。「電池切れた携帯のモバイルSuicaが使えるか、実験してみてよ」¨¨あの格好で実験してきたが、その成果はあったのだろうか。
「ケータイで駅の改札を通れるモバイルSuicaって便利だよね」
毎日電車で出勤しているヘンシュッチョーは、自動改札のシステムに興味シンシン。改札機にケータイをかざすだけで電車に乗れるなんて、いい時代になったよね。
「でもさ、駅に入った後でケータイの電池が切れちゃったらどうするんだろ。改札から出られなくなるよな」
確かに電子機器である以上、電源の問題は致命的。駅から出る前にケータイが使えなくなったら、どこから電車に乗ったのか証明できなくなってしまう。文明の利器に頼り過ぎると、いざというときに困るというお話。ボクも気をつけようっと。
「じゃあちょっとその辺の駅まで行って試してきて」
ううう、やっぱりそういう話になるのか……。
実験前・電池切れ寸前のケータイで駅に入る
まずはケータイのモバイルSuicaを使って改札に入る。この時点で電池の残量はほとんどナシ
駅の中でケータイをいじってたら、すぐに電池切れの警告が。いよいよ後には戻れなくなったぞ
実験1・電池切れのケータイで自動改札機を通る
次の駅に到着。この時点でケータイの画面は真っ暗。電源ボタンを押してもウンともスンともいわない完全な電池切れ状態
緊張しつつ自動改札機に電池切れのケータイをかざしてみると……『ピッ!』
あれ? 普通に通過できてしまった。電池が切れてもモバイルSuicaは利用できることが判明
実験2・バッテリを外したケータイで自動改札機を通る
モバイルSuicaって電池は関係ないのかも。だったらケータイからバッテリ外しても通れるよね
バッテリを外したケータイを自動改札機にかざしてみる……
まったく反応しない。当然足下のゲートは開かないまま。バッテリなしのケータイではモバイルSuicaは利用できないようだ。……どうなってんの?
実験結果・電池が切れてもしばらくは安心
モバイルSuicaは電池切れの状態でも利用できるが、バッテリを外すと利用できなくなることが判明。理由を製造メーカに問い合わせたところ、ケータイのバッテリは残量がなくなった後も一定時間はFeliCaチップに電源を供給する仕様になっているとのこと。電源を切っていてもバッテリを本体から外しさえしなければ利用できるようだ。
電池切れの状態で長時間放置すると使えなくなる。心配な場合はコンビニなどで売っている携帯型の充電器を持ち歩こう
……この記事の続きはネトラン1月号で!
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