ゲームのサイトやパッケージに書いてある「必要スペック」。これは、そのソフトを動作させるのに必要なパソコンの性能の目安のことだ。
パソコンの性能が必要スペック以下では、そもそもソフトが起動しなかったり、起動できても満足に動かなかったりする。それでもプレイしたいなら、パーツを増設したり、パソコンを買い換えたりするほかない。
また、パソコンの性能は十分なのに、ゲームの動作が重いという場合もある。そんなときはパソコンの設定を見直してみよう。
特にありがちなのが、ウインドウズ起動時に自動実行される「常駐ソフト」が多すぎること。メーカー製パソコンの場合、使いもしないソフトが勝手に動作して、マシンパワーを消費している可能性がある。ムダな常駐ソフトを削除すれば、少しはゲームの動作も軽くなるはずだ。
常駐ソフトは「スタートアップ」フォルダにショートカットを置くか、ウインドウズのシステムを管理する「レジストリ」というデータベースにソフトの情報を登録することで、自動起動されるようになっている。まずはスタートアップフォルダの中から、必要なさそうなソフトのショートカットを削除してみよう。
一方、レジストリの設定を自分で変えるのはちょっと危険。設定を間違えると、ウインドウズが動作しなくなるおそれもある。「いじくるつくーる」などの専用ツールを使おう。