古いマシンでPhotoshopを動かすと動作が重い。軽量化する設定を教えて
Photoshopを利用しているが、マシンのスペックが低いために挙動がもっさりし、非常に使いづらいと嘆いている人は多いはず。Photoshopを軽量化するテクニックはいくつかあるのが、その中でも効果的なのがレイヤーパネルのサムネイルの無効化だ。
Photoshopの要求スペックは非常に高い。2世代前以上のマシンだと、挙動がかなり遅くて使いにくくなる。そこで、軽量化の設定が必要になってくるが、まず行いたいのが、レイヤーサムネイルの非表示だ。
Photoshopでレイヤーが複数使われている画像の編集は、非常に大きな負荷がかかる。その原因となっているのが、編集内容をリアルタイムに反映するレイヤーパネルのサムネイルだ。ここを非表示にするだけで、作業中に固まる時間が大幅に短縮される。古いマシンでPhotoshopを使っているなら、ぜひ覚えておきたい技だ。
■ Photoshopのレイヤーのサムネイルを無効化する
Photoshopのレイヤーパネルには、編集中の画像のサムネイルが表示される。ここは変更した内容がリアルタイムに表示されるが、その分、マシンへの負荷も大きい
レイヤーパネルの右上からメニューを開き、「パネルオプション」を選択しよう
「レイヤーパネルオプション」が開く。「サムネールサイズ」で「なし」を選択しよう
レイヤーパネルにサムネイルが表示されなくなった。これでマシンへの負荷を軽減できるぞ
なお、マシンのスペックに余裕があり、もっとサムネイルを見やすくしたい場合は、サイズを大きくしてもOK。複雑にレイヤーが重なった画像を編集する場合は、変更部分が分かりやすくなるぞ
2015年11月09日 23時32分