メモ帳並に軽い…機能を徹底的に絞って超軽量を実現したタブブラウザ
ブラウザといえばIE、Firefox、Chromeの3強+Safariが9割を占めるが、これらとはまったく違った特徴を持つ新興のブラウザが「Maxthon」だ。機能を必要最小限に絞り込み、その分、軽量さを徹底的に追求したブラウザとなっている。
「Maxthon」は軽さがウリのタブブラウザ。特徴は、とにかく起動が早いところにある。クリックすると一瞬で立ち上がり、フォルダやテキストエディタを起動するのと変わらない反応の良さとなっている。
その分、機能は最低限に絞り込んである。拡張機能がないのはもちろんのこと、拡大・縮小、シークレットモード、履歴、検索などの機能もなし。ウェブを閲覧するのみの限定した用途でしか利用できない。
常用ブラウザにするのはかなり厳しいが、重いサイトの表示用に使ったり、古いスペックのマシンで、最近のブラウザが使いものにならない……といった用途では力を発揮するだろう。
■ 必要最低限の機能に絞り込んだ超軽量ブラウザ
「Maxthon」を公式サイトからダウンロードし、インストールしよう
初回起動時には巨大なロゴマークが表示される。「GO!」をクリックしよう
「Maxthon」を標準のブラウザとして利用するか確認するダイアログが表示される。普段は別のブラウザを使う場合は「Don't ask again」をクリック
ブラウザとしての機能は極めてシンプル。アドレスバーとタブ以外は「戻る」ボタンが表示されているのみ
右側にはホームボタンと「お気に入り」ボタンがある。「Add to Favorites」をクリックすると、表示中のサイトをお気に入りに追加できる
右クリックメニューのシンプル。「Back」(戻る)、「Forward」(進む)、「Reload」(更新)、「Save as」(保存)、「Print」(印刷)、「View page source」(ソースを表示)、「Inspect element」(要素を調べる)の7項目のみ
アドレスバーをクリックすると、「進む」ボタンが現れるほか、GoogleやFacebookなど主要なウェブサービスでの検索機能が表示される