【まとめ】プロジェクト管理ツール「GanttProject」のデータ共有サーバーを作る
プロジェクト管理図の中でも最も有名なものの1つ「ガントチャート」を、パソコン上で簡単に作成できるツールが「GanttProject」だ。しかし、作業の進行度のチャートは、プロジェクトメンバーで共有しないと意味がない。「GanttProject」のデータを共有できる、WebDAVサーバーの構築方法を解説するぞ。
ガントチャートは20世紀初頭に米国の技術者ヘンリー・L・ガントが開発した工程管理図。縦軸に具体的な作業の内容、横軸に日時を表示し、作業の実施過程を横棒で書き込んでいく。
複雑な工程でも、全体の進行状況が一目で分かることから、土木、建築から製造業まで幅広い業界で使われている。もちろん、IT業界も例外ではなく、「Microsoft Project」や「OpenProj」など、パソコンから利用できる様々なガントチャート型のプロジェクト管理ツールが開発されている。
その中でも、高機能かつ無料で人気なのが「GanttProject」だ。Javaで開発されているため多くのOSで利用可能、日本語化も進んでいる。
この特集では、「GanttProject」のデータを、複数のユーザーで共有する方法を解説。「お名前.com」の独自ドメインとサーバー(VPS)で構築したWebDAVサーバーに、「GanttProject」のプロジェクトファイルを保存する手順を見ていくぞ。
【手順その1】 WebDAVサーバー用の独自ドメインとサーバーを用意する
「GanttProject」は、高機能なプロジェクト管理ツール。複数人の作業予定を、チャート形式で管理できる。単独で利用することもできるが、メンバー同士で1つのデータを共有した方が当然、便利。、そのためには、WebDAVサーバーが必要となる。まずは、「お名前.com」で、独自ドメインとサーバー(VPS)を入手しよう。
設定手順はこちら→プロジェクトの進捗はガントチャートで共同管理 「GanttProject」のデータをWebDAVサーバーで共有する
【手順その2】 Apacheを導入してWebDAVサーバーを立ち上げる
WebDAVは、ウェブサーバーとしては最も有名な「Apache」が備えている機能の1つ。Apacheをインストールして、WebDAVの設定を追加。VPS標準のファイアウォールが通信をブロックしているので80番ポートを開放すれば、WebDAVで通信できるようになる。さっそく「GanttProject」にサーバーの設定を登録して、作成したガントチャートをアップしてみよう。
設定手順はこちら→WebDAVサーバーを構築!「GanttProject」のガンチャートをプロジェクトメンバー間で共有する
「GanttProject」の特徴は、複数のユーザーに作業内容を割り当てる機能があり、プロジェクト全体のチャートと、個人のチャートを併用できる。そういった機能があるだけに、複数のユーザーで同時に使ってこそ意味のあるツール。「GanttProject」を利用するなら、ぜひWebDAVサーバーと組み合わせてデータ共有機能を活用したい。
なお、これから、GanttProjectを利用する人、独自ドメインを取得する人には朗報だ。 「お名前.com」では今ならドメイン登録実績800万件突破記念キャンペーンを期間限定で実施中。人気の[.asia/日本語.asia]ドメインが激安の"150円"、[.com/.net]ドメインが"600円から"で取得可能だ!もちろん人気の日本語ドメインも激安だ!
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プロジェクト管理ツールの進行度の共有は、大人数で複雑な工程を進めるときは必須となる。誰が見てもチャートが分かりやすく、操作も容易な「GanttProject」で、上手くプロジェクトを進めよう。