カーソルを置くだけで背後のウインドウが最前面に移動する楽ちん操作補助ツール
仕事中はウインドウをいくつも同時に開いて、デスクトップが画面だらけになっている人も多そうだが、最前面のウインドウを切り替えるときに、背後のウインドウをクリックする、この作業を省力化できるツールが「Winaero XMouse Tuner」。カーソルを背後のウインドウ上に置くだけで、勝手に前にヒョ幼児されるのだ。
「Winaero XMouse Tuner」は、ウインドウの選択をクリックなしで行えるツール。ウインドウ上にカーソルを移動すると、一定時間でウインドウが選択され、最前面に表示される。ウインドウが前面に来るまでの時間は、設定で変更することが可能だ。
マウスクリックの頻度を減らして、デスクトップのウインドウ操作の労力をできるだけ減らしたい、という人はぜひ。
■ クリックせずにカーソル移動だけでブラウザを最前面に
「Winaero XMouse Tuner」を公式サイトからダウンロード。展開したフォルダにはウインドウズ7系と8系のフォルダがある。利用しているOSのフォルダを開いてEXEファイルを実行、起動しよう
「Enable window tracking」のチェックボックスを有効にする。「Windows activation timeout」はウインドウにカーソルを置いた後で、ウインドウが有効になるまでの時間を設定できる。左に行くほど時間は短くなるぞ
「Enable window raising」のチェックボックスを有効にする。設定後はウインドウを閉じてしまってOK
例えばこのように、フォルダの背後に別の画面(ブラウザ)が重なっている場合。フォルダを最小化するか、ブラウザをクリックしないと、ブラウザは前面に出てこないが……?
「Winaero XMouse Tuner」の設定後は、ブラウザ上にカーソルを置いだだけで、自動的にブラウザが最前面に表示されるようになるぞ