マウスのホイールボタンによく使うフォルダを割り当て簡単に移動
よく使うフォルダが深い階層にある場合、移動に時間がかかってしまう。デスクトップにショートカットを作るのもいいが、もっと便利なのが、マウスのホイールボタンにフォルダ移動用の機能を割り当てることだ。「Folders Popup」でフォルダの移動がずっと楽ちんになるぞ。
「Folders Popup」は、マウスのホイールボタンに新しい機能を割り当てるツールだ。よく使うフォルダを登録しておくと、ホイールボタンを押してメニューを呼び出し、そのフォルダに移動できるようになる。デスクトップにショートカットを作っても、ディスプレイが狭い場合、現在の画面を閉じてデスクトップに移動してから開かなければならないが、このツールならどの状態でも、ホイールボタンで一発で必要なフォルダを呼び出せる。
マウスによっては、ホイールボタンに自動スクロールなどの機能が割り当てられていることもあるが、使っている人はそれほど多くないはず。転がすばかりで「押す」機会の少ないホイールボタンを有効活用しよう。
■ ホイールボタンによく使うフォルダを割り当てる
「Folders Popup」をダウンロードし、展開してEXEファイルを実行しよう。64ビット版と32ビット版が同梱されているので、OSのバージョンに合わせて選ぼう
カーソルがデスクトップにある状態で、マウスのホイールボタンをクリックするとメニューが表示される。Cドライブや「Program Files」のフォルダが登録されている。クリックするとこれらのフォルダが開くぞ
「Special Folders」の項目には、デスクトップやマイコンピュータ、コントロールパネルやゴミ箱などのウインドウズ標準の機能が収納されている
このメニューに新しいフォルダを追加したい場合は、フォルダを展開した状態でその上にカーソルを置いてホイールマウスをクリックし「Add This Folder」をクリックしよう
登録したフォルダを変更するには「Folders Popup Settings」をクリック。ここから追加したり削除することが可能だ