まさに自爆スイッチ! Eraser&UWSCで緊急証拠隠滅
怖い人が乗り込んできて、落としたブツ満載のPCを押収されてしまったら言い逃れできない。「●●さーん、開けてくださーい」とドアの外で怖い人が叫んでいるうちに証拠隠滅する必要がある。一発で実行する自爆ボタンを作っとこう。
証拠隠滅はウインドウズに搭載されている標準フォーマットのような生半可なフォーマットではなく「完全フォーマット」をしないといけない。生半可なフォーマットだと、ファイルを復旧され裁判の証拠にされてしまう。あのホリ●モンの会社もメールを復旧されてしまったらしい。
データの削除といえば、米国国防総省が機密情報データ削除に使用している方式よりもさらに強力な「Gutmann(グートマン)方式」に対応している「Eraser」の出番だ。
Eraserは誤ってハードディスクがオシャカになるのを防ぐためか、削除前に確認ウインドウが表示される。正直、確認ウインドウとか証拠隠滅しようと焦ってるときに出ると非常にうっとうしいし、遠隔操作で起動するケースならなおさらだ。マクロツールの定番「UWSC」を使えばEraserの確認作業を省くことができる。UWSCのマクロ機能を事前設定しておくと、実行ファイルを起動するだけでEraserの完全フォーマットタスクを実行することができる。ネトラン特製マクロファイルを使えば極秘任務を簡単に遂行することができるぞ。
UWSC | ||
作者:うみうみ |
[危険!]ネトラン専用マクロファイル | ||
バージョン- | 作者:ネトラン編集部 |
Eraser | ||
作者:Heidi Computers Ltd. |
UWSCからEraserを自動実行するよう設定する
ネトラン特製マクロファイル「netrun_eraser.UWS」をテキストエディタで開き、以下の行の「C:¥Program Files¥Eraser¥eraser.exe」の部分をEraserをインストールしたパスに変更しておく
UWSC.exeをダブルクリックし、「設定ボタン」→「設定」とクリック
設定ウインドウが開くので、「スケジュール設定をする」をクリック
スクリプトの横の「...」をクリックし、ネトラン特製マクロファイル「netrun_eraser.UWS」を選択
「設定なし」をクリックし、タイマー設定を開き、「UWSC起動時」にチェックを入れ「OK」→「OK」とクリックしたら「×ボタン」をクリックしてUWSCを終了しておく。次回からはUWSCを起動すると、Eraserが実行されるので注意!
Eraserのタスクを登録する
cow&scorpionのサイトから「Eraser57Setup.zip」をダウンロードする
「Eraser57Setup.zip」を解凍後、「EraserSetup.exe」を実行し、Eraserのインストーラを起動し、指示に従っていけばインストールは完了する
Eraserを起動し「On-Demand」→「File」→「NewTask」とクリック
「Files on folder」にチェックを入れ、「...」をクリックし、完全削除したいフォルダを選択する。完全フォーマットをする場合はディスクを選択する。「Subfolders」と「Remove folder(s)」にチェックを入れOKをクリック。Eraserを終了しておく
UWSCを起動すると自動的に完全削除処理が実行される。もう一度実行したい場合は、Eraserに再度タスク登録→Eraserを終了→UWSCを起動→完全削除が実行されるという手順になる。うっかりマクロ登録済みのUWSCを自分で起動してしまって涙目にならないように要注意!