ダウンロードしたZIPファイルを自動的にデスクトップに展開する便利テク
ブラウザでZIPファイルをダウンロードしたら、次に行うのは解凍。こういった毎回繰り返すのが決まっている作業は、できるだけ自働化したいところ。「Folder Actions」はフォルダに保存されたファイルに、指定の動作を自動的に行うよう設定できるツールだ。
「Folder Actions」は、指定したフォルダ内にファイルが保存されたときに、そのファイルに特定の処理を実行するツール。行える処理は、ファイル名の変更、圧縮ファイルの解凍、動画や画像のファイル形式の変更など。どんな場面でも使えるツールだが、今回は、ダウンロードフォルダを指定して、その中にZIPファイルが保存されたときに、自動的に解凍してデスクトップに保存する設定を解説する。普段、ZIPファイルをダウンロードする機会が多いなら、解凍の手間が省けて便利だろう。ほかにもリネームや、解凍後のZIPの自動削除などの処理を組み合わせられるので、使いやすいようにカスタマイズしよう。
■ ダウンロードしたファイルを自動解凍する仕組み作り
「Folder Actions」を公式サイトからダウンロードしインストール。起動したら左上の「+」をクリックしよう
今回はダウンロードファイルの自動解凍なので、ブラウザのダウンロード先に設定されているフォルダを指定。設定を作成できたらチェックボックスを有效にしよう
ダウンロード先フォルダにファイルが保存されたときに発動するアクションを設定。「Compress,decompressfile(zip,7z,etc.)」を選択して、「Save result to」に解凍したファイルの保存先を指定する
「Save」をクリックして設定を保存しよう。これでブラウザでダウンロードした圧縮ファイルが自動的に展開されて、指定したフォルダに保存されるようになる
2013年10月06日 22時20分