スマートフォンユーザーの悩みの種の一つが、バッテリーの問題。パソコン並みの機能を持つモバイル端末を、ギュギュッと小型に詰め込んだのだから、消費電力は、これまでの携帯電話の比ではない。そこで、登場したのが「とにかく省エネ」という考え。回線からランプの点滅、操作音、画面の明るさ、バックライトの点灯時間、GPS機能、自動同期機能など、便利な機能を止めて、1回の充電で長く使おうという発想だ。

しかし、Googleナビにワンセグ、ウェブ検索など、スマートフォンならではの使い方を止めてまで節電してしまっては、宝の持ち腐れというものだ。ヘビーモバイラーに絶大な支持を受けている「モバイルブースター」（通称モバブー）を常に持ち歩き、バッテリーを何度も使い切るまで、スマートフォンを活用すべきだ。



執筆時点で最も人気のあるモバブーは、三洋電機のUSB出力付リチウムイオンバッテリー「KBC-L2BS」だ。通常の電池型のエネループと違い電池内蔵で非分解のバッテリー型で、高出力で高容量という点から、ヘビーモバイラーの支持を集めている。
USB出力端子を2口備えており、同時に2つのモバイル機器への充電に対応可能（500mAでの出力）。USB1台接続時は、1Aのハイパワー出力のため、500ｍAのパソコンからの充電と比較しても倍のスピードでフル充電できる計算になる。
充電中は、通話を含めてスマートフォンの操作が可能なため、充電切れで困り果てたときの強い味方となってくれる。1日外出する予定の日や、充電を忘れて出かけなければならないときなど、ポッケやバッグの中に入れて持ち歩けば、きっと役に立ってくれるぞ。

・SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2BS
・SONY スマートフォン用USB出力(2口)機能付 ポータブル電源(高容量リチウムイオン) CP-A2LS