Twtiterクライアントは確かに便利だが、世間一般で使われているのは、どれも女子供向けのヌルさで飽きてしまった……。と、いう人にオススメなのが「Krile」。上級者向けではなく「超越者向け」を標榜する、ハードコアなTwtiterクライアントだ。

「Krile」は「超越者向け」のTwitterクライアントソフト。かなり独創的な作りで、TweetDeck系の王道クライアントを使い慣れている人は、最初はかなり手こずるはずだが、ほかのクライアントでは使えないような機能がいくつもある。「Twitterクライアントは色々と乗り換えたけど、どれも一緒ジャン」と思っている人は、ぜひ一度触ってみてもらいたいツール。
最大の特徴はタブ機能。タブに対応したクライアントはほかにもあるが、Krileでは画面を分割して複数のアカウントやタブを同時に表示することもできるなど、自由度がかなり高い。また、「お気に入り」登録をリアルタイムで通知したり、キーボードショートカットをカスタマイズできるのも、コアユーザーには嬉しいところ。
視認性やデザインにおいては、もっと優れたクライアントソフトはたくさんあるが、「Krile」の美点はそこにはない。絶え間なくツイートを書き込み膨大なツイートを読み込み続ける中毒者にこそアピールするツールだ。
「色々試したが、自分の使い方に合うソフトはなかった……」と思い込んでいる人にこそ、ぜひ試してみてもらいたい。

■ タイムラインを自由自在に拡張するタブ＆分割機能

「Krile」を公式サイトからダウンロードし起動。Twitterアカウントを登録すると、タイムラインが読み込まれる。マルチアカウントに対応しているので、複数のアカウントを登録してもOK

新しいタブを作成するには、画面を右クリックして「タブクイックビルダー」を選択

「Home」や「Mentions」から、タブに表示させたい内容を選択しよう。複数のアカウントのタイムラインをまとめて表示したり、アカウント別にするといった設定も可能

タブを画面左端にドラックすると緑色のボタンが表示される。その上でドロップすると……？

画面がふたつに分割される。これで複数の用途や異なるアカウントの画面を同時に見ることができる