ブラウザのセキュリティ管理は非常に重要。ウェブサービスへのサインインの入力履歴が大量に残っているので、勝手に使われると大変なことになる。標準のセキュリティ機能では不安な人は、Firefox用アドオン「Master Password+」を利用しよう。

「Master Password+」はFirefoxのパスワード管理機能を強化するアドオンだ。Firefoxでは、マスターパスワードを設定することで、第三者が勝手にブラウザ内のパスワードを引き出せないようになっている。だが、マスターパスワードでログインした後は、すべてのパスワードを情報を自在に扱えてしまう。
「Master Password+」は、マスターパスワードでログインした後、一定時間が経つと自動でログアウトし、再度マスターパスワードを入力しないと操作できないように設定できる。席を立っている間に、誰かに勝手にパソコンを操作される恐れがある、という人は導入しておくといいだろう。

■ Firefoxでより厳重にパスワードを管理する

「Master Password+」をFirefoxにインストールしよう

Master Passwordの設定を行う前に、Firefoxのマスターパスワード機能を有効にしておく。「ツール」→「オプション」→「セキュリティ」で「マスターパスワードを有効にする」にチェックを入れよう

「新しいパスワード」にパスワードを入力し、「新しいパスワード（再入力）」にも同じものを入力しよう

マスターパスワードの設定が済んだら、「ツール」→「アドオン」からMaster Password+の設定を開き、「Auto-logout」タブの「Enable auto-logout」が有効になっているのを確認

一定時間（初期設定では300秒）が経過すると、画面がロックされるぞ。「Unlock」をクリックしよう

パスワードの入力窓が表示されるので、マスターパスワードを入力しよう