複数の大容量ウェブストレージを「Gladinet」で仮想ドライブ化

ZumoDriveは、ドライブとしてマウントできるので、フォルダコピー感覚で使えて超快適だが、無料だと容量が1Gバイトでちょっと手狭だ。「Gladinet」を利用してみよう。複数のウェブストレージを、ZumoDriveと同様、フォルダみたいに使えるようにするソフトだ。


インストールすると、仮想ドライブがマイコンピュータに出現する。その各サービスのディスクスペースが、フォルダとしてマウントされる。このフォルダは、HDD上の通常のフォルダと同様に扱うことができる。ウェブ上にあるということを感じさせないぞ。まだベータ版で多少不安定なところもあるが、無料で25Gバイトの「SkyDrive」、50Gバイトの「ADrive」などをマウントできるので、入れておけばディスク容量にガボッと余裕ができるぞ。

■Gladinetでウェブストレージをマウントする

Gladinet
.NET Framework


Gladinetの動作には・NET Framework 2.0.50727以上が必要となる。未導入の場合は、Gladinetインストール時にこのようなメッセージが表示されるので「Yes」を押して、ダウンロードページに行き、インストールを行おう


Gladinetのインストールはメニューに従って行えばいい。標準のオプションのまま作業を進めればいいだろう


インストールが終了して起動すると、このようなスタート画面が表示されるので「Explore My Gladinet Drive」をクリック。なお「Don't Show~」にチェックを入れておくと、2度目の起動以降はこの画面が表示されなくなる


先のスタート画面で「Explore My Gladinet Drive」を選択すると、Gladinetの仮想ドライブが開く。この画面を表示するには、タスクトレイのアイコンをクリックして「My Gladinet Drive」を選択してもいい。ここで「Click to Mount」と書いてあるアイコンをダブルクリックする


対応するウェブストレージのログオン設定画面が表示される。IDとパスワードを入力して「Add」ボタンをクリックしよう


Gladinetの仮想ドライブ内のアイコンが、フォルダアイコンに変わる。画面ではSkyDriveのディスクスペースが「Windows Live SkyDrive」フォルダとしてマウントされている


マウントされたフォルダでは、通常のHDD上のフォルダと同様に、ファイルのコピー/移動/削除などの操作が行える。ウェブストレージへのファイルアップロードやダウンロードを、ファイルコピー感覚で行えるのでラクチンだぞ


標準状態では仮想ドライブ画面にアイコンが表示されていないが、GladinetではADriveもドライブとしてマウントできる。タスクトレイのアイコンをクリックして「My Virtual Directories」→「Virtual Directory Manager」を選択する


「Mount」をクリックして、プルダウンメニューで「Mount ”ADrive”」を選択。ADriveのアカウントを事前に作成しておくこと


「Email」と「Password」に、ADriveのユーザー登録で設定したメールアドレスとパスワードを入力しよう。Addをク
リックすると、ADriveもフォルダとして、仮想ドライブ内にマウントされる

■TIPS:お宝ファイルを高速に共有できるWindows Live Sync

ネットを介して友達や同僚と大量のファイルを共有したいなら、「Windows Live Sync」が便利。ネットを通して高速に、複数のPCのフォルダを同期させられるぞ。

Windows Live Sync

大容量ウェブストレージにファイルをため込もう!

≫複数の大容量ウェブストレージを「Gladinet」で強制マウント
2009年04月27日 19時40分
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