iPadに慎重な保留組が購入に踏み切るべき4つのタイミング

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Appleの新タブレット「iPad」の発表からネットでは賛否両論が渦巻いているが、そのかなりの部分は「興味はあるが現状では購入に踏み切れない」という「保留組」に違いない。我々はいったいどのタイミングでiPadの購入に踏み切るべきなのだろうか。

はっきり言ってしまえば、iPadは熱烈なApple信者やガジェットマニア以外は手を出しにくい。使用目的が見えにくい上に高額。冷静なユーザーはノートPCやネットブックで代用できることに5万円ものカネをつぎ込もうとは考えないだろう。
しかし、だからといってiPadを見限るのは早計だ。Kindleの米国でのヒットからも分かるように、時代の趨勢は明らかにタブレットに傾きつつあり、iPadがその流れの上に位置する大きなポテンシャルを秘めた製品であることは間違いない。そこでiPadフィーバーに乗り切れなかった保留組が、購入に踏み切るべきタイミングを考えてみた。

1:3万円台の廉価モデルの発売
最廉価モデルが5万円というのは用途目的を考えると明らかに「高い」。実売価格が3万円台に入ったときに初めて状況が大きく変るのではないだろうか。iPadの値下げ自体は遅かれ早かれ確実に行われるはず。問題はKindleを始めとするライバルたちの状況だが、その頃に市場の趨勢が決まっていなければ、3万円のiPadは間違いなく世界を席巻するだろう。

2:カメラ搭載バージョンの発売
iPadへの大きな失望の1つが、カメラを搭載していない点。事前のリーク情報では搭載とされていたものの、実際は影も形もなかった。それはすなわち、勃興しつつあるAR(拡張現実)のシーンから距離を置いているということである。iPhone版セカイカメラを使ったことのある人の多くはこう思ったはず。「もっと大きな画面があったら!」。もし次世代iPadにカメラが搭載されたら、そのときこそARの普及を促す革新的なデバイスとなるに違いない。

3:iBooks Storeの日本展開
「大きくなったiPod touchにすぎない」という批判を浴びているiPadだが、iPod touchやiPhoneと決定的に違っているのが「iBooks」、すなわち電子書籍リーダーとしての機能だ。iPadの成功はこのiBooksにかかってると言っても過言ではないのだが、ともあれ、まずは日本でサービスが始まらないことには話にならない。Kindleへの出版業界の反応を見る限り、その道のりは困難を極めるだろうが……。

4:未知なるキラーアプリの登場
iPadにおける最大の不確定要素が「アプリ」だ。iPhoneが登場したとき、アプリがiPhoneの機能をここまで拡張するとは誰も予想していなかった。確かにiPadはおおざっぱに言って「大きくなっただけのiPod touch」ではあるが、大きくなった画面がどのように使われるか、その可能性については小さく見積もるべきではない。

これら4つの条件は、どれか1つでも実現されればiPadの評価を大きく変えることになる。逆に言えば、iPadはこれだけのポテンシャルを持ったデバイスであるわけで、その可能性にいちはやく賭けてみるか、もう少し様子を見守るかは、各自の判断にお任せするとしよう。

Apple:iPad公式ページ

2010年01月28日 18時47分
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